どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

免疫力アップの出汁をひく…ウイルスと離れて / ぼくらが生きる〝新コロ〟後の〝新来〟社会(4)

-No.2684-
★2021年01月26日(火曜日)
★11.3.11フクシマから →3610日
★延期…オリンピック東京まで → 179日
★旧暦12月14日(月齢12.9)
※次回は、1月29日(金)の予定です※






◆ぼくは、出汁を「ひく」

 サブちゃん(北島三郎)の樵、「与作」は木をきる。
 ぼくは、かつて若い頃、修業の板場で出汁〔だし〕を引いた。

 出汁は、「ひく」とも「とる」とも言う。
 コトバの用法は料理する人によってまちまち、べつにキマリはなく。
 けれども…
 ぼくは、もっぱら「出汁」は「引く」。
 それは強制的に絞り「とる」汁より、無理なく出るに任せて「ひく」天然に近い〝出汁〟の方が、サラリと舌に口に馴染むから。

 そういうことで、ぼくの「出汁」のお話し。

 出汁を「ひく」、素材はさまざま、だけれど。
 いろいろ使い試して、それぞれの佳さをみとめた上で。
 いきついた基本は、やっぱり「昆布と鰹節の出汁」。

 いちばん無理がなく自然〔じねん〕
 地産地消の点からも最良、関東ではもっとも手に入りやすい。

 「ぼくの出汁」については、これまでにも、あれこれ折々にふれてきて。
 そんな、ごく小ぢんまりしたツキアイのなかから、「やさしい出汁のひき方を知りたい、自分の出汁を味わってみたい」との声をいただき。
 どなたにも、なんとなく、「出汁ひき」は奥の深い、ムツカシイものに思われているらしい、けれど。

 なに、くふうすれば楽ちんな方法はある。
 「いい素材にひと手間かける(手をかす)」のが、いい料理で。
 手ぬきもけっこう、ただツボだけはハズシちゃいけない、それだけ。

 簡単レシピというほどもない。
 楽らく手ぬき出汁の「ひき」方を。
 以下、ご参考までに。

◆牛乳瓶(200㎖)に出汁を引く

➀牛乳瓶は、2本。
➁1本に水を満たした中に、だし昆布(徳用の切り昆布でいい)5~6gを、キッチン鋏でタテに細く切って入れ、そのまま涼しいところ(暑い季節は冷蔵庫)に1晩。置いてからカスをとりのぞく。これが「水出汁」、夕飯前のひと仕事。
③翌朝。(電気)コーヒー・メーカーに水、ペーパー・フィルターに1袋2.5~3g入りの「パックかつお」。これを熱湯で、ひく。できた鰹節出汁は、もう1本の牛乳瓶に移して、冷ます。出汁カスはフィルターごと捨てて後処理ラクちん。
※1 この方法は、専門書『だしの本』(藤村和夫著、1988年ハート出版)より伝授されたもの。
➃鰹節出汁が冷めたら、ボールに移して混布の水出汁と合わせてから、あらためて2本の牛乳瓶に分けて冷蔵保存する。
※2 これで、日々運動・散歩のあとなどの「免疫を飲む出汁」として、簡単カンペキ。なくなったら繰り返しつくり置くようにすればいい。この出汁は濃さ控えめなので、牛乳やジュースなどと混ぜてもよし。半々を目安にお好みで。
※3 応用/「味噌汁」などの料理用には、切り昆布・「パックかつお」ともに材料を倍増すればいい。

 いま「新コロ」禍のなか、コレといった妙手もないままに、ワクチン接種にばかり過大にすぎる期待がかかっている…けれども。
 ぼくの基本は、あくまでも、まずみずからの免疫力アップ。
 感染弱者とされる、高齢も、基礎疾患も、その主因は免疫力の減衰。

 免疫力アップには、「栄養」と「運動」と「睡眠」。

 運動のあとには、応分の栄養補給。
 栄養(食)のキメ手(核)は、「出汁」。
 吾が身を養う、「出汁」を楽に「ひく」。
  ……………

 次回は、「たっぷり極上の出汁で迎えた新年」です。