どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

「新コロ〝濃霧〟」の道を照らすフォグランプ/  点灯中!しばらくは〈模索の旅〉がつづきます   ⑬「緊急事態宣言」の継続と解除と

-No.2430
★2020年05月17日日曜日
★11.3.11フクシマから → 3356日
★延期…オリンピック東京まで → 433日
★旧暦4月25日
(月齢24.0、月出02:00、月没13:31)










◆すでに緩んでしまった首都東京の「自粛」気分

 この週末に近い14日(木)、政府から「緊急事態宣言(4月7日発出、17日全国規模に拡大)」の今後の対処についての見解と発表があり、安倍首相の記者会見があった。

 (ま…これは、諸情勢からして万〔ばん〕やむをえない、のかも知れないが。どうしてだろう、緊張感はほとんど感じられない…のが、なんとも不思議だ)

 記者会見はすべて型どおり、いつものように説得力とぼしく、(それで…ほんとにダイジョブなのかぃ、とくに医療体制はょ)が正直な感想だった。
 なぜか…

 じつは、前日の13日(水)と14日(木)の2日間。
 ぼくは、製本の用紙を調達に、都心に出かけたのだ、けれど。
 1日ですませる心算が、2日になったのは、一部の用紙が在庫を確認するにとどまり(店頭にはなく)、しかたなく取り寄せ。翌日、受け取りに行くことになったからだった。

 「新コロ」渦中、世の買い物事情は、ますますもって、〈通販〉指向にかたむいてきたようだ…けれど。
 たとえば、このたびの「用紙」のように、質・色・手触りから光沢・雰囲気まで、微妙な嗜好に依るもの、造形・創作などにかかわる場合には、キメの選択は五感(実感)で判断するほかにない。

 赴いた店は一ツ橋、神田錦町の「竹尾 見本帖本店」。
 多くのプロ、愛好家が品定めに訪れる。
 平日の13~16時にかぎっての〈自粛〉営業、事前にたしかめて出かけた。

 1日目。
 往路は、わが家のある町田から、バスで田園都市線長津田」駅に出、地下鉄/半蔵門線直通の電車、「神保町」駅で下車。あとは徒歩。
 復路は、「神保町」に戻って都営新宿線、「新宿」駅からは小田急ロマンスカーに乗り換えて、町田まで。

 2日目。
 往路は、前日と同じ「神保町」で地下鉄を東西線に乗り換えて1駅、「竹橋」駅で降りた後は徒歩。
 帰路は「竹橋」駅から、地下鉄/東西線新宿線を乗り継ぎ、「新宿」からは昨日と同じ小田急ロマンスカー

 ご覧の写真は、上左から。
 半蔵門線車内、神田錦町明大通り、神保町の喫茶店「さぼぅる」休業中、新宿駅南口(バスタ前)の人通り、小田急ロマンスカー車内。

◆〈おおっぴら〉にはできないけれど、抑えきれない〈ウキウキ〉

 両日とも、空は晴れて、春たけなわの昼さがり……
 
 ぼくの通行した範囲は、けして「繁華街」とはいえない。
 都心でも、まぁまぁ、落ち着きのある方の街への往復だった、けれども。
 そして、たしかに混雑のない車内は楽に座れ、どこも人通りは比較的、少なかったのだ、けれども。

 どう言えばいいのだろう、どこかに胡乱な〔うろん〕なモノが潜み隠れていそうな雰囲気、かえって薄気味がわるくて。

 ふと、そこらの横丁から、不意に
「えぇじゃないか、えぇじゃないか…えぇじゃないか」
 「御蔭参〔おかげまい〕り」の一団でも躍り出てきそうな気配に充ちて、感じられた。

 このたび、「非常事態宣言」の〝解除〟(ほんとなら〝緩和〟であるべきだろう)を認められたのは、「特定警戒」指定の8都道府県を除く、39県なのだった、が。
 東京でも、すでに「解除」(「緩和」)は織り込み済み。

 21日にも、ふたたび見直しが予定されている、まさに(そのとき!)を待ち焦がれている…のはマチガイなかった。

 ただ、こんな風潮に〝懐疑的〟な良識派と、それを鼻で嗤う無自覚派の、二極分裂が町を支配している…ことも、またタシカで。

 楽観派の知識人は、「清潔志向」の国民性が「感染爆発」を結果、抑えこむだろうと予測する…が。

 ぼくは、この〝ガマンの効かなくなった〟いまの民情と、みずからの〝淋しさ(ほんとの孤独なんかじゃない)〟を他の人への〝偏見と差別〟に、易々と転嫁して恥じない状況は危うい、と思っている。

 これから高温多湿の季節(ただし南半球では逆)になれば、低温低湿を好むらしいウイルスの性格?からして、いったんはオトナシくなるだろうと予測される感染症の広がり。
 しかし、この秋・冬には、変異・成長を遂げたウイルスによる、より強い感染が予想される…という。
 その夏の間に、次の第2波に備える医療設備の徹底的な拡充がもとめられるわけだ、が。
 いまの政府・政権に、はたして、その本気、その能力があるのか?
 
 ぼくのビンカン肌は、早くもブルッと〝梅雨寒〟の予感……