どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

新型コロナウィルス「感染列島」に想う〈番外日記〉④3月3日(火)安倍さん不意うち発言の〝影武者〟

-No.2355-
★2020年03月03日(火曜日)
★11.3.11フクシマから → 3281日
★ オリンピックTOKYOまで →  143日
★旧暦2月9日、上弦の月・半月
(月齢8.5、月出10:53、月没00:32)
★〝桜〟開花まで積算600度追跡=2日まで405℃


※「ひな祭り」が、このウイルス感染さわぎで、すっかり影が薄くなった気がします。

◆安倍首相、パフォーマンス発言の〝影武者〟

 安倍首相が、不意に「クラスター感染」なるコトバを吐いた(…としか思えなかった)とき。 
 ぼくは…ドッキリ!…のあとに、ムカムカと吐き気をもよおしました。

 性めだちたがり屋、ハッタリかませ好きの、この方。きっと
 ご本人としては、「個から個への感染、より深刻な、集団から集団への感染」と言いたかったのでしょうが。
 この方は、もともとが〈言葉〉や〈表現の仕方〉について、〈疎い〉か〈無関心〉、その〈対効果〉についても〈鈍感〉、それはハッキリしてます、けれど。

 ぼくはすぐに、あの「クラスター爆弾」を想い出してしまいましたし、同じ想いの方がほかにも少なくなかったはずです。
 「クラスター爆弾」は、アメリカのベトナム戦争などで使われ悪名高かった殺戮兵器で、「容器となる大型の弾体のなかに複数の子弾を搭載した爆弾」のこと。
 さきの大戦で、アメリカ軍が日本各地に無差別爆撃の弾雨を降らせた「焼夷爆弾」とも、本質的な仕掛けに差異はない。

 そんな語感にも頓着なしに、平然と「クラスター」と言ってのける無神経は、しかし、酷〔ひど〕すぎる。
 しかも、NHKはじめマスコミの何社かが、この政府用語を鵜呑みにして垂れ流しているのですから、コマッタものです。

 べつに「集団(的)感染」でいいじゃないか。
 マスコミの「新語づくり」癖も、いい加減にしてほしい!

  ……………

 あらためて思うに、安倍さんという人は、智的かどうかは別にして(とてもそんなふうには思えないけれど…)、まぁ…ええとこの育ちにはちがいなく。
 それなりの高い教育を施されて育ったはずなのだから、コマッタものだし。

 それにしても、見世物小屋の親方みたいに、たいした先の見透しもなしに、口さき景気のいいアドバルーンばっかり、ぶちあげておいて。
 その先や、具体策に切り込まれると、シドロモドロに〈言い逃れ〉たり、仕方なく〈後退〉を繰り返しす。巻き込まれたり、付き合わされる周りも楽じゃないはずなのだが、表だって愚痴や文句も言う者も少ないのは、人徳というより、よほど鼻薬の効きがいい、としか思えない。 
 
 首相が、得意のドヤ顔で演じる「リーダーシップ」像の中身があまりに見え透いているもんだから、国会審議ともなれば「ほころび」が目だってくるのは、どうしようもない。

  ……………

 こんな状況に、内心ヒヤヒヤしている人が、役人(官僚)たちのほかにも、これまたトウゼンあるはずなのだ。
 もちろん、それは、閣僚でも党の良識派でもない。
 つまり、現代の〝影武者〟である。
 影武者といっても現代のそれは、容姿の似た(あるいは似せた)人がそっくりの〝影かたち〟になるわけだはなく、芝居のプロンプターのように言動をコーチング、あるいはアドバイスする。

 首相のブレーンとしては、まず「補佐官」があり、これには相談役(ブレーントラスト)としての「内閣参謀」が含まれるが、安倍さんの場合は得意の〈お友だちづくり〉の範囲を出てはいないようで。
 もっと重要な役どころには、演説などの下原稿をつくる、いわゆる〝スピーチライター〟と呼ばれる方がいる。日経ビジネスの元記者T氏のことだが、選挙戦などイメージ戦略やウケのよさそうなネーミングづくりには、また別の〝影武者〟のいそうな気がする。

 安倍さんのこれまでの造語・用語が、どこまで独自の思いこみによるものなのか、あるいは〝ネーミング・ブレーン〟が捻りだしたモノかは知らない…けれど。
 結果、これまでの作戦はコモンセンスに欠けて、少なくとも成功とは、とても言えない。

 人頼みにするのなら、もちっと、まともな〝影武者〟に代えるか。
 いまからでも〝宰相〟の器になりたければ、(お友だちのヨイショではない、耳の痛い)まわりの意見も傾聴して、もっと時間をかけ、よくよく自分の頭で考えてみてからにしてほしいものだ。