どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

新型コロナウィルス「感染列島」に想う〈番外日記〉①2月29日(土)世界の歴史が大きく変わる!?

-No.2352-
★2020年02月29日(土曜日)
★11.3.11フクシマから → 3278日
★ オリンピックTOKYOまで →  146日
★旧暦2月6日
(月齢5.5、月出09:09、月没22:36)
★〝桜〟開花まで積算600度追跡=28日まで364℃


◆〝過客(旅人)生涯〟の転機

 きょう2月29日は、4年に1度の「閏日〔うるうび〕」。
 そうして、それは同時に「オリンピック・イヤー」。
 ことしは、おまけに、一大事。
 急性の肺炎をもたらす新型コロナウィルス「COVID-19」が、いまや全地球規模に感染を広げてしまいました。

  ……………

 きのう28日(金)。
 ぼくは、高性能立体マスクを着け、予備のマスクひとつをカバンに、ポケットには除菌消毒綿の分包を6つほど持って、小田急町田から中央線荻窪まで、カルチャー・センター「はじめての木工とエコ・リビング」教室の講師に赴きました。

 休講にできなかったワケは、じつに、些細なことで。
 受講者わずか1人になってしまった、わが講座(スタートは14年4月でしたから6年…ですか)、その最後の生徒さんが3月で卒業。ついに講座終了のときを迎えてしまった…から。

 こんどの講座は月1回の2月分。ですから、もう1回ある、わけですが。木工などは1作品が1回(3時間)で仕上がることはない、ので、やむをえません。
 仕上げた作品に透明ニスを塗って終わり、あとは乾くまで教室の棚に置かせてもらって、後日、ひきとりに来てもらう段取り、いつもどおり。

  ……………

 この日は、折しも、前日夕に総理大臣から、全国一斉に「小・中・高に休校の要請」があったばかり。
 3月2日(月)から春休み(一般に3月下旬~4月上旬)に入るまで、というのですから、実際には「2月28日から4月上旬まで休校」ということです。
 (このへん、いつものことながら、まっこと政治的…)

 荻窪まで行き帰りの、道中風景を振り返れば。
 道路交通量に、ふだんとの違いはほとんど無かったのに比べ、バス・電車の乗客は明らかに3~5割減。行きの午前中は、まだ、総理が(突然ナニを言い出したもんやら)怪訝な街の表情。
 これは夕方の帰りになっても、荻窪・新宿・町田あたりの道行く人の流れに、さほどの変わりなく見えて、いくぶん拍子抜けするようでしたが…

 待てよ…
 ふと、気がついたのは、お店の告知看板にある「準備中」というやつ。
 きっとコレだな、今夜あたり夕飯後の団欒〔だんらん〕で、それぞれ家族が、これからの方策と対処を、考え決めることになるのでしょう。

  ……………

 明けて、きょう土曜日。
 近くのスーパーへ、かみさんと2人、防ウィルス装備おこたりなく、買い物にでかけてみました。

 ふだんなら、このスーパーがもっとも混雑するのは、日曜日の昼前頃。
 家族連れで買い物に来て、食料品だといまごろはまだ、すき焼き肉ほか、鍋料理の素材に人気が集まります。
 つまり、土曜日の午前中は、むしろ、ねらい目。

 ところが、きょう土曜日の盛況は、も早や日曜日モード。
 マスクや消毒液をもとめて早朝から列をなす人混みは、あいかわらず。
 くわえて「外出は控えるように」となれば、イヤだって気分は「籠城」に備えたくなるのでしょう。
 レジの混み具合も半端じゃありませんでした。

 けれど……
 不思議だったのは、買う品物。物色するモノ、棚、人の目線を追って見ると、いつもどおりのペースで、買い物量が増えることの他に、なんら変化は見られません。
 たとえば、家なんかの場合だと、手薄になっていたローリング・ストックの備蓄食ほか、日保ちのする品への目配りを忘れませんでした、が。
 それらの棚がある通路には、いつもより人が少ないくらいで……???……。

 かみさんの並んだレジの列を待つ間。
 買い物が入ったマイバッグを手に、人待ち顔の老女とふと目が合って。
「また年の暮れがきちゃったみたいですネ」
 と、ぼくが声をかけたら。ほほ笑んで彼女いわく、
「はぃ…戦後すぐの頃を思い出してしまいます」

 そうか……
 ぼくはハッと気がつきました。 
 吾ら行人〔こうじん〕芭蕉奥の細道』にいう「百代の過客」の連れ人、ながいとはいえない生涯には、それでも、いくつかの「転機」のあるもの。

 戦後すぐ生まれのボクの場合、この世への誕生そのものが大きすぎる最初の転機でしたし、それからもいくつかの転機を経て、もっとも新しくは2011年3月11日の東日本大震災
 さすがに、もう、これでお仕舞いだろうと思っておりましたが…
 なかなか…そういう都合のものでもないらしい。

 ならば……
 しかたもない。

 これをシオに、もうひとたびの、この転機の日々、世の移ろいに思うことなど、「番外の日記」を綴ってみることにしました。
 いつまでか、それは、いまワカリマセンが…どうぞ、おつきあいください。