-No.2203-
★2018年10月03日(木曜日)
★11.3.11フクシマから → 3129日
★ オリンピックTOKYOまで → 295日★旧暦9月5日
(月齢4.7、月出10:20、月没20:41)
◆オーストラリア代表応援の記念装飾車体
日本が初戦の対ロシアに勝って、幸先よいスタートをきり(9月20日)。
つづく注目のアイルランド(今大会優勝候補のひとつ、世界ランク2位)戦、大方の人がまさか勝てるとは思わなかった相手に勝って、これで、ひとまずは日本大会めでたく成功といってよく(28日)!
25日(水)は、釜石鵜住居復興スタジアムのスタンドに大漁旗がはためき。
(すぐ近くの、巨大な防潮堤の腹には〝未来へトライ〟の文字)
これをチャンスに、いよいよラグビー人気、日本にも定着するか…の、じつは、これからがいよいよ勝負どこ。
そんな、ことしの秋彼岸、入りの20日(金)。
墓参の帰途、小田急ロマンスカーに乗ったら、いつもとチョトふんいきがチガウ。
鉄道好き、乗りもの好きは、いつの世も変わらず。
ロマンスカーにカメラを向ける人は絶えないのだけれど…そこに、ふだんとはベツの賑わいがあって。
人だかりを覗いたら、(あ…これかぁ)ガテンがいった。
ラグビー・ボールを手にしたカンガルーの線画に「Wallabies’」の文字。
これが、「ラグビー・ワールドカップ日本大会」装飾塗装の記念車体。
それにしても、なんでオダキュウに…?
そのわけは、こうだ。
小田急沿線の小田原市は、オーストラリアのノーザンビーチ市(旧マンリー市)と〈友好都市〉の関係にあり。
その縁で、オーストラリア代表のラグビー・チーム「ワラビーズ」が、事前キャンプを小田原市に誘致したことから、応援機運が高まり。
小田急電鉄がこの機運の盛り上げフォローに、ひと役買うことになった。
車体装飾の「ワラビー」は、小型のかわいいカンガルーの仲間。
マッチョなラガー・マンたちに「かわいい」は、似つかわしくない気もする、けれども。
なに、愛称だからイイのだ。
車体に装飾塗装のほか。
車内の座席にはチームのロゴマークをあしらったヘッドカバー。
新宿駅には、「勝ちに行け」「ワラビーズに会いに小田原へ行こう」の横断幕。
乗務員や駅係員も特製のピンバッジを胸に……
小田急が、この「ワラビーズ号」の運行を始めた9月10日。
新聞に小さな記事が載ったのを読んで、ぼくはそれを知ったわけだが。
記念の装飾塗装列車は、特急ロマンスカー「VSE」、前・後が展望車になっている白いおしゃれな車体に、記念のチャーミングな装飾は…しかし1編成のみ。
11月3日までの運行というけれど、さて、お目にかかることがあるのかどうか…と思っていた。
だって、ぼくは、このラグビー・ワールドカップ、釜石鵜住居復興スタジアムでの開催2試合のチケット購入を申し込んだのだけれど、みごとにハズレていた。
それが…
たった1編成のみの記念装飾列車には、いっぱつで出逢えたうえに、乗車まで、できてしまったのでアル。
〈運〉というヤツは、ホントにわからない…
さて、後日談。
…てなことを思っていたボクだったが、すぐその後に、こんどは町田駅で、外出の行きと帰りのダブルで「ワラビーズ号」にバッタリ出逢ってしまい。
沿線に住んでいれば、結構チャンスはあるのダ! と悟った次第。
……………
なお、この「ワラビーズ号」の運行予定(列車ダイヤ)は、小田急のホームページにありマス!
オーストラリア代表「ワラビーズ」。
予選D組での成績は、初戦の対フィジー戦に39-21で快勝したあと、2戦目の対ウェールズ戦は25-29で惜敗、計1勝1敗(9月30日現在)。