-No.2064-
★2018年05月17日(金曜日)
★11.3.11フクシマから → 2990日
★ オリンピックTOKYOまで → 434日
★旧暦4月13日、十三夜の月
(月齢12.6、月出16:52、月没03:37)
テレビコマーシャルというやつには、じつは、その制作に携わったこともある…にもかかわらず、ほとんど関心がない、というか、しっかり見ようとは思わない。
…ま、ほとんどの人にとってコマーシャルというのは、<バックグラウンド>のものであって、真正面から向き合うものではない、いわば<ヒヤカシ効果>のものなわけで、そこがオモシロイと言えば言えなくもない。
それは、製作サイドでも先刻承知、よ~くよく弁〔わきま〕えているから、そこを<なんとしても打破>目指して、あの手この手の技を駆使する。
だから、フトなにかの参考になる、こともあったりする。
けれど、それは限られた少ないチャンスであり、近ごろはとくに、ただ(ワカリマセ~ン)とばかりに、首を竦〔すく〕めるほかないコマーシャルばっかり。
そんな、なかに、しばらく前から。
なんとはなしに手をやすめて、気がつくと見入ってしまっているコマーシャルがあって。
それが小田急電鉄の、なんと称されているのかは知らないが、「街の青春」ともいうべき<ひとこま>シーンをきり撮ったシリーズ。
日々の生活に直結する交通インフラのコマーシャルだから、〝おかたい〟かといえばさにあらず、むしろ人々の情感をくすぐって、しかも(そうだよねぇ…)と共感を誘う。
定法だ、けれども、いいコマーシャル。
そのひとつに登場する、ひとりの若き女性が、とてもとってもチャーミングで、ちょいと気になる。
…といっても28の女優さんといえば、そろそろ中堅か…でも、みずみずしく娘々している。
…といっても、すでにしばらく前のことになり、移り替わりのはげしいコマーシャル世界では、ネタにするチャンスを逸したかと思っていたのだが、いまもときどきお目にかかれる。
どうやら評判も、人気も、いいようなのだ。
芸名「趣里」さん。
ぼくは、あのリオ・オリンピックでバーベルに感謝のハグをしてみせた銅メダリスト、ウェイトリフティングの「三宅宏実の妹か…」と思ったし、かみさんは「池波志乃の娘かと思った…」という。
そのじつ。
本名「水谷趣里」、あの水谷豊と伊藤蘭の長女というのには、遺伝子の不思議を想わないわけにはいかなかった、けれど、気になる存在感はしっかり継承している。
ぼくは、ごめんなさい。
「チョイと気になる」などといいながら、じつは、小田急のコマーシャル・フィルムでの彼女しか知らない。 舞台を観るのは苦手なので、そのうち映画かドラマでお目にかかれれば、と思っているところ。
近いうちにブレークがあるかも……デス
※写真は、所属事務所「トップコート」のホームページから拝借しました。
www.topcoat.co.jp