-No.2032-
★2018年04月15日(月曜日)
★11.3.11フクシマから → 2958日
★ オリンピックTOKYOまで → 466日
★旧暦3月11日
(月齢10.1、月出13:24、月没02:32)
※先週土曜日13日は、2020TOKYOパラリンピック開幕まで500。オリンピックよりパラ競技の方を見たい気分になってきている。
※きょうは、七十二候の「虹始見(雨のあとに虹が出始める)」……だろか!?
★自動運転車と燃料電池車★
いよいよ2020TOKYO、オリンピック&パラリンピック開催のときが迫ってきて。
都心と臨海エリアでの〝交通渋滞〟が懸念される一方、新しい交通手段のデモンストレーションも熱をおびてきた。
<自動運転車>の実用化までには、まだテスト期間が必要な段階で、採用は選手村内の移動程度にかぎられそうだ、が。
水素から生み出される電気を動力にする<燃料電池車>の方は、ひとあし早く実現し始めている。
2月になって、JR大井町駅とお台場地区を結ぶ路線に京急(京浜急行)バスが、民間では初の<燃料電池バス>トヨタ自動車製の「SORA」(上掲写真)導入を発表。
とりあえずは、まず1台の導入だけれど、安全性や使いやすさが確かめられれば追加されることになるのは、まちがいない。
選手村や競技場の集まる臨海エリアへの投入は、とうぜん、二酸化炭素(CO²)を排出しない環境対策のアピールのためだし。
災害時には電源として活用できるメリットもある。
なお、都バス(東京都交通局)の方ではすでに2017年から、東京駅と東京ビッグサイトを結ぶ路線に<燃料電バス>が走っている。
〝次世代エネルギー〟として期待される<水素>だが、これまでのところ普及は遅れている。
原因はハッキリしていて、<水素>に馴染みがうすいことと、燃料電池車(FCV)が高価で車種もかぎられていること。
したがって水素ステーションも少なく、街になじみがうすい。
この課題解決(水素エネの利用拡大)に政府がのりだした。
具体的には……
①水素ステーションの充実(なによりも優先して数をふやす)
・2020年までに、ステーションの無人運営化を実現
(無人化によって営業時間拡大や人件費削減が見込めるが、遠隔操作の仕組みづくりや安全性確保の課題もある)
・ステーションを20年度までに160ヶ所、25年度までに32ヶ所に整備
・コンビニ併設型(現在GSにも普及が進む)ステーションの拡充
・国の補助対象を全都道府県に拡大(現在は大都市中心にかぎられている)
②燃料電池車(FCV)の充実
・25年にスポーツタイプ多目的車やミニバンといった新車種を投入
・20年までに4万台、30年までに80万台普及を目指す
(現状は約3,000台と数値がかけ離れている)
③ほかに
・東京オリンピック・パラリンピックでは、福島県で製造した水素を選手村のエネルギーに利用
・25年の関西万博で日本の先端技術や水素の魅力をアピール
以上を
トヨタ自動車やパナソニックなど民間企業とつくる協議会で、3月末までの正式決定を目指すという。
前にも述べたとおり、ぼくも<水素エネルギー>の有用性には興味津々。
できることなら、吾が人生最後の自家用車は燃料電池車(FCV)にしたい…ところ、なのだが。
その水素エネルギー、もっとも重要な課題は、<生産・管理に費用が嵩む>ことだ。
くわえて燃料電池車(FCV)の高価もある。
これらをクリアしてもらえないと、ぼくの望みも叶わないことになるだろう……
(ことしは運転免許の更新もあり…ぼくは2度目の〝高齢者講習〟が義務付けられている)