-No.1881-
★2018年11月15日(木曜日)
★11.3.11フクシマから → 2807日
★ オリンピックTOKYOまで → 617日
★ひさしぶりの高原★
とくに《11.3.11》のことがあってからは、ずっと沿岸部にはりつきっぱなしだったことを、いまさらのように遠く想う。
海のないところへ、高原へ。
何年ぶりだろう…北軽井沢に1泊2日の〝小さな旅〟をしてきた。
10月中旬。
そろそろ紅葉前線が、東北から南下しはじめる頃。
他人〔ひと〕さまよりもひと足はやく、<錦秋の秋>をもとめて歩きたがる人がふえてくる。
何軒かの宿がすでに<満室>だったあとに、北軽井沢ハイランドリゾ-トホテルに部屋をとれたのはラッキーだった。
北軽井沢。
いまも、そこを長野県と思っている人が少なくない、けれど。
実際は、軽井沢から県境を北に越えた浅間山の東麓、群馬県長野原町に属して。
湯どころ草津や伊香保、八ッ場ダム騒ぎで知られた河原湯温泉に近い。
東京都下、わが家のある町田市からは200kmの距離だが。
圏央道から関越道経由で走れば、片道3時間半ほどだから、日帰りも可能。
宿をとれば、ゆとりの1泊旅になる。
ぼくたちの旅は、このたび別に目的もあったのだけれど、そのお話しは次回~No.10~にゆずって、本稿の主題は「紅葉の北軽井沢」。
東京はじめ関東南部では、この夏の猛暑がようやくおさまると途端に、秋の足音たかく、いっきに冷えこんできたのだけれど。
冬は-30度になることもある浅間山麓、北軽井沢高原はすでに、防寒着が恋しくなる冷たい風のなか。
台風の多かったことし、豪雨災害などもあって<紅葉の色づき>のほどが心配されたけれど。
きほん、暑い夏があってのち、秋朝晩の急な冷えこみがあると、紅葉にはよいので。
この秋の紅黄葉の色づきは、どうやらわるくない。
北軽井沢高原の紅葉は、まだはじまったばかり…ではあったけれど、冴えていた。
北軽井沢ハイランドリゾ-トホテルの庭から、色づきはじめた樹々の枝ごしに眺める浅間山の景に惚れなおす。
このたび、ぼくたちはホテルタイプの部屋をとったのだけれど、夏のシーズン中はコテージタイプの部屋をグループで利用する若者たちが多いところ。
夕・朝食に供されるフランス料理にも、高原の爽やかな味わいがある。