-No.1859-
★2018年10月24日(水曜日)
★11.3.11フクシマから → 2785日
★ オリンピックTOKYOまで → 639日
*人気種目マラソンの都心巡りコースが決まり、入場券のプライスが決まり…2年後の2020TOKYOオリンピックがだんだん身近になってきた。「聖火」への関心も高い。日本コカ・コーラが、聖火リレーの主動役ともいえる「プレゼンティングパートナー第1号」の契約を結び。民間からは、メイン会場「新国立競技場」の聖火台(まだデザインは決まっていない)に縄文の「火焔型土器」を採用してもらえるように働きかけている…という。これはイイ。「時空超えの感覚」があって、無邪気にワクワク、ドキドキできる親近感もある。それに、外人さんたちにもよろこばれそうじゃないですか!*
◆サドンデスのエンジン・トラブル
先月9月の27日。
叔母の葬儀に夫婦で出席するため、車で出かけようとしたらエンジンがかからない。
エンジン・キーがまわらない、ライトも点かない。
ほか、あれこれの操作を試みても…<スカ>ばっかり、なんの反応らしきものもない。
運転中のエンジン停止ではないが、これは「エンスト」状態に違いない。
なんの前ぶれもない突然のことなので、「サドンデス(突然死)」といっていい。
じつをいうと……
この前段、車のドアを開けたときに、ひとつ、ふと注意の気をひかれたことがあって。
それは、メーター表示部にある「セキュリティー・インジケーター」の点滅がなかったこと。
これは「エンジン・イモビライザー(盗難防止装置)」といって、登録キー以外でのエンジンの始動を禁止するもの。イグニッション・ノブがON以外のときには、常時、赤いランプが点滅しているのだったが、それがなかった……
愕然としたが、どうにもならない。
やむをえず、急遽、バス&電車に切り替えて出かけ、さいわい葬儀には間にあったのだったけれども、吾が胸には大いなる蟠〔わだかま〕り、コレあり。
ディーラーの担当者に電話をかけ、翌日の応急対処を依頼する。
◆1年前のトラブルも、だいじな旅の出発直前だった
翌日も、出かける用事のあったぼくは、かみさんに後を託して外出。
ぼくの胸の蟠りは溶けない……
ちなみに、ぼくの車は「ニッサン/エクストレイル」。
その前が「ニッサン/エルグランド」、もう一台前は「ニッサン/テラノ」。
日産車が気に入ってはいる が それがすべて、でもない。
業界トップにはそれなりのことがある(自動車ならトヨタ)のはわかっているが、1社だけが突出してもいけない。追走する「ナンバー2、3」の存在があって はじめて 健全なのだ…という信念にも拠っている。
国産他車にも乗ってきたが、外車の経験はなく、これにも理由はあるが、ここではふれない。
夕方、帰宅して様子を訊ねると。
「バッテリー上がりの状態…とかで、応援車とケーブルで繋いでエンジンを始動、営業所に移動させた」とのこと。
……………
ぼくの胸の蟠りは
気にっている車の、突然の、思いがけない「サドンデス」トラブルであり。
しかも、それが、さほど間を置かない近事、二度目だったことによる。
このブログを読んでくださっている方は、覚えておいでかと思う。
1年前8月26日の「青天の霹靂」デキゴトについては、-No.1467-17年9月27日記事『《11.3.11》被災地東北、18次<巡訪>/出発前日の「ギョエー!」』に報告しておいた。
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あのときは、とりあえずJAF(日本自動車連盟)ロードサービスの救援を仰ぎ。
やはり「バッテリー上がり」の状態を確認。
応急のバッテリーチャージしてもらってから、日産の営業所に連絡、対処してもらった。
なお、バッテリーは前年16(平成28)年6月に交換したもの。
バッテリーの保障期間は3年である。
営業所でも「バッテリー上がり」を確認、充電。
電気系統の検査もしてくれたが、「とくに問題は認められず、原因は不明」とのこと。
「なおデキればもう一日、様子を見させてほしい」旨の申し出があったが、それはできなかった。
明日から出発の予定、行程の一切が狂ってご破算になってしまうし。
それに「バッテリー上がり」とはいえ、バッテリーそのもに異常があったわけではなし…であれば、走りだしてしまえば毎日が長距離走行(絶えずバッテリーチャージ中みたいなもの)だから、との思いであった。
そうして、じつはそれからの旅さき、宿での毎朝が、エンジンが無事始動するたびにひと安心…状態だったのだけれども、なんとか北海道まで長駆・長期の旅を乗りきり。
その後も、難なくすごせてきたのに……
旅人のぼくは、ドライバーとしては<かなり気まま>なものであろう、それは認める、けれども。
定期の点検などには怠りなく対処したほか、ドライビングのほかには一切、余計な電力を消費する遊び者でもないのに……であった。
◆遠出の途中でトラブったらどうする!?
こんどのことがあって、ぼくの胸の蟠りは重かった。
症状はやはり、前回と同じ「バッテリー上がり」ながら。
去年の経験があるので、今回は時間をかけてキッチリ見てこらうことにして。
翌日もう1日、とっくり時間をかけて検査してもらう。
(だって、この6月にも定期点検をしてもらったばかりで…結果オーケー異常なしだったのだから)
3日後の日曜日、台風一過に、エクストレイルは帰ってきた。
結局バッテリーを2年余で交換。
ひととおりの、電気系統も含む通常検査(バッテリーチェッカー)では「良好」でしかなかったのが、より精密に検査した結果はバッテリー液の比重が下がっていたことから、「交換」の判断をしたとのことだった。
とどのつまり、こんどもまた真の「原因は不明」。
バッテリーの品質に問題があったのかも知れない…その一事に、とどまった。
ぼくの胸の蟠りは消えず、大いに不満なままである。
……が、ここで思いいたるのは、いまの電子制御車の過重な電気依存体質であった。
ほかにも、きっと、似たようなケースのことが起きているに相違ない。
そうした事例に学んで、メーカーやディーラーは車の今後を深く考えなおしてほしい。
そう願って、ぼくは、ここはひとまず、不満の鉾をおさめておくことにした。
そのかわり
3度目があったら、こんどこそ「アウト」だ!!!
ぼくと同じ、ドライバー仲間は、どうか、この経験談に、よくよく心しておいてほしい。
車は、畢竟、ドライバーのもの。
しかも
災害時には、移動だけにとどまらない諸用に、おおいなる助けになる心づよい相棒でもあるのだから……