昨日の宿は、山形でした。
アノときからずっと、津波の沿岸部に張り付いてきたボクが、8年目、20回目に奥羽山脈を越えたワケは……
福島県大熊町。
爆発した原発の町の、津波で倒壊した農家の納屋、天井から落ちた俵には、蕎麦の実(種子)がぎっしり。
「天保」の墨書があって、ご先祖がイザというときの「救慌」作物用にと、のこしてくれたものでした。
その農家から頼まれた山形の蕎麦屋さんたちが、種を撒き、ぶじ育てあげたのが「天保そば」……
それを味わいに行ってきました。
そういう気分に、ようやくなってきました。
……………
「バイオメタンで聖火を!」プロジェクトへの協力お願いもしてます。
26日は新地小学校(福島県新地町)、27日は宮城県岩沼市の教育委員会、28日は宮野森小学校(東松島市)に、協力をお願いしてきました。
「みちのく」には秋の気配…奥松島月浜の気温は20度まで下がりました。