-No.1550-
★2017年12月19日(火曜日)
★11.3.11フクシマから → 2476日
★ オリンピックTOKYOまで → 948日
◆9月9日(土)・10日(日)、〝北都〟の週末
これはボクたちにとって、じつに2週間ぶりの休日。
札幌市内2つの墓苑に近親の墓参りをし、去年晩秋に亡くなった義姉の1周忌法要に参列、一夜はかみさんの幼馴染と会食してすごし、その間には、たまたま市内に一軒のいい蕎麦処を見つけたり(なぜか自家養鶏の卵焼きまで美味かったり)もして、じつに、ひさかたぶりの週末らしい週末になった。
宿も、アウトドア親派で行動的なボクたちとしては、懐かしいくらいひさしぶりの連泊。
しかも…
まだ馴染みというには日があさい、にもかかわらず、こちらではもうすっかり、いっぱしの贔屓すじになったつもりでいるホテル「クラビーサッポロ」。
サッポロビール札幌工場、跡地の再開発で、複合アメニティー「サッポロファクトリー」ととともに1993(平成5)年春の開業というから、ホテルとしては歴史もあさい、けれども。
ホテル名の「クラビー=CLUBBY」が「愛想のいい、人付き合いのいい」意味をもつように、このホテルは「大規模ホテルとは一線を画すくつろぎの時間」を提供したいといい、経営コンセプトにはそれを「クラビーテイストの空間とおもてなし」と表現する。
じっさいにホテル内は、豪華ではないが居心地よく、センシブルを誇るではなしに細かい配慮に気がきいている。
まず「洗練されたホスピタリティとくつろぎ」にいつわりはない。
サッポロビール。
ぼくは、学生時代に訪れたサッポロビール園で、ジンギスカンをほおばりながら味わったサッポロビールの「北の大地の夏空のごとくカラッと突き抜けた爽味」に惚れこんで以来の、親しい付き合いである。
国産のビールでほかに対抗できる味わいを、ぼくは知らない。
サッポロビールは、しかも、よほど北海道の天地に適ったテイストとみえて、他所で醸造されたものでイイのはエビスビールくらいではないか…という気さえする。
ホテル「クラビーサッポロ」のテイストも同じで、カラッした〝極上の爽味〟に尽きる。
こんどの2泊で、あらためてそれを確認した……