“北の国”札幌の空は、すっかり秋の色。
きのう1日は、一度もハンドルを握らずに、お気に入りのホテル「クラビーサッポロ」に滞在、法事の日をすごした。
こんなことは、“巡礼”の旅でこれまでになかった…それに気づいて軽い驚きがいまのボクにある。
人というもの、他の生命と関わりつづけること、自らを見つめつづけることをしないかぎり、生涯かわることなく、そのままにいずれ朽ちていく…哀しいかな、それだけが確かなこと。
あらためて、見つめなおして、ボクは行く。
きょうは、当別町の亜麻畑、夕張市に復活した「石炭の歴史村」を訪ね、もういちど噴火湾沿いの町伊達市へ、心からの友と一献かたむけに…
旅のしめくくりの日も近い。