-No.1391-
★2017年07月13日(木曜日)
★《3.11》フクシマから → 2317日
★ オリンピック東京まで → 1107日
6月1日【朝食】炙りたらこ雑炊(左)、まろやか鶏だしにゅうめん(右)
*別に、+ホウレン草おひたし、サラダ、インスタント味噌汁(2)
6月1日【昼食】チキンカレー缶詰、*別に、+パン食、インスタントスープ(2)
6月1日【夕食】あえるパスタソース〈エビトマトクリーム〉、*+茹で麺、炒り卵添え
◆緊急事態の〝非常食〟にも経験がいる!?
7月6・7日、九州北部を襲った局地的豪雨の被害に、またまた、息をのむことになったニッポン。
怖くない災害などないわけだけれど、なにもかも流されてしまう水害には、まったくといっていいほど個人的な努力で克服できる対処法が見あたらないのが、ツライ。
これじゃ〝非常食料〟の備蓄なんかしたってしょうがない…ことにならないか?
いや、そうじゃない。不時への備え、わが命だいじの心がけにムダはないのだ、と思い直す。
そこで、さて……………
わが家で、イザそのときに備える〝非常食・備蓄食〟のストックを、無駄なく効率的にするには、どうすればイイか。
それをあらためて考えつつ、試行錯誤のスタートをきったのが、この5月のことだった。
わが家の「ローリング・ストック・ディ」…とは、備蓄の食品を〝日常〟食べ、買い替えることによって、〝消費期限ぎれ〟の無駄をなくそう、という趣旨だった。
最初の記事は、5月に3回。
➀5月4日ログイン - はてな
➁5月6日ログイン - はてな
➂5月13日ログイン - はてな
この記事と一緒に、ぜひ、も一度、参照してみてください。
〝備蓄食〟を〝非常食〟と決めつけない、月一くらいのペースの〝日常食〟に置きかえて馴れるとともに、イザというときでも食はなるべく〝ふだんどおり〟にしたい、そのくふうをするチャンスにしていきたい…いうまでもない、それがネライ。
わが家では、はじめ〝月いち〟を月末に設定してみたが、どうも気分的にヨロシクない。
それで、意気あらたまる〝月初め〟に変更。
これまで、〝食品種類別〟(缶詰、レトルト…などなど)に分けておいた食品群を、〝消費期限ごと〟(直近ひと月内、向こう二月内、3月以上)の3分類に整理し直した。
この分類法のメリットは、廃棄のムダを無くせると同時に、備蓄食のラインナップをバラエティー豊かに見通せること。おかげで不足分の補充も愉しみになった。
ちなみに、上が二月め、6月の「ローリング・ストック・ディ」の1日3食。
下が三月め、7月分。
いずれも、ぼくら夫婦二人分。
反省➀は、4月末に〝まとめ買い〟したアマノフーズの食品がいちばん期限に近くなったので、これを主にせざるをえなかったこと。
反省➁は、スイマセン写真が〝証拠写真〟すぎて、こりゃいくらなんでも無粋にすぎる。以降、気をつけます。
5月は、こころみに1日3食すべてをインスタント(アマノフーズ)食品にしてみたのだけれど、やっぱりダイエット食みたいでものたりなかった。
そこで6月は。
朝のインスタント食に、これもインスタントながら味噌汁を加え、少量ながら、ホウレン草のおひたしとサラダもつけてみた。非常時にそんなゆとりがあるか疑問だが、これくらいあれば文句はない。
昼は、缶詰のカレーで買い置きのパン食。
夕食には麺を茹でてパスタソースで和え、炒り卵を添えた。
7月は。
朝・昼ともに、ふたたびインスタント。
食べおえて、夕食(即席具の丼飯)のことを想うと、ふと寂しかった。
ぼくらは二人そろって酒を嗜む、というよりハッキリ呑兵衛である。
災害時ではあっても、できれば呑みたい、つまむモノもほしい。
おまけに、そのかわりに、ご飯を食べるのは朝だけ、ときてる。
しょうがない。
ここは変則に、すなわち夕食には急遽、冷凍庫の餃子と冷蔵庫の余りものをツマミに酒に酔い。
夕食に予定していたインスタント丼物を、翌朝にまわした。それが、最後の写真。
このほうが、ずっと朝食らしいし、無理がなかった。
問題は〝非常時〟に酒が呑めるか…だ、が。
そこは呑兵衛夫婦で、酒の備蓄はふだんでも切らしたことがない。
まぁ、わが家がなくならない限りはなんとかなりそうだし、なければガマン、それくらいはデキル。
……というようなことで。
ぼくらの「ローリング・ストック・ディ」のこころみは、これからも、つづいていく。
7月1日【朝食】すまし柚子にゅうめん(左)、炙りさけ雑炊(右)
7月1日【昼食】3種のチーズリゾット(左)、ほたてのクラムチャウダー(右)
7月2日【朝食】牛肉と野菜のおかず汁(上左)、親子丼(下左)、黒豚汁(上右)、中華丼(下右)