-No.1071-
★2016年08月27日(土曜日)
★《3.11》フクシマから → 1997日
★ オリンピック東京まで → 1427日
◆やったね!…よくできたで賞
わが工房「ちっこ房」に、木工の個人授業をうけに通っているNくん、小学2年生。
このたび、製作にとりかかってから4度目の教室で、自分用の「おもちゃ(整理)箱」を完成、蜜ろうワックスで仕上げてバンザイ、メダリストの心境だったようで、ヨカッタ。
底辺30センチ×40センチ、高さ35センチの子どもにとっては大作。
両サイドには持ち運び用の把手付き、丁番で開閉するようになっているフタ付きの箱は、なにかのときには椅子にもなる。
前にもお話したとおり、小学生低学年には、まだ手に余る大ものづくりだった。
大人ならふつうに使える作業机が、子どもには高すぎるために踏み台が必要になるなど、補助具や手助けを総動員しての木工作業は、たいへんだったが…。
なんとか出来あがってみると、達成感たかいものになった。
夏休み中のお姉ちゃん(小学4年生)と、近所に住むお婆ちゃんも見学に来て、
「えぇ…こんなスゴイのができたの!」
と、感嘆の声ひとしきり。
Nくんはこの作品を、夏休みの自由研究成果として提出するつもりだ。
さて……。
明日から、ぼくたち夫婦は、恒例の《11.3.11》2016年夏の巡礼に旅立つ。
その東北の小中学校では、すでに夏休みを終え、2学期がはじまっている。
Nくんたち、都会っ子の夏休みも、もうじき終わる。
菩提寺からはすでに〈秋彼岸〉の知らせも来ている。