どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

〝心臓リハビリ〟など受けてみることにしたボク/70歳5ヶ月の覚悟と心境などについて

-No.0868-
★2016年02月06日(土曜日)
★《3.11》フクシマから → 1794日
★ オリンピック東京まで → 1630日




◆冬は”冬眠”したいくらいのボクだった

 ぼくが「冠動脈狭窄狭心症」を告げられ、「ステント留置」術を受けたのが、2008(平成20)年7月。
 これが1度では済まずに、翌年1月にステント2回目、こんどはワンランク・アップの「薬剤溶出」タイプ。
 これで都合3ヶ所、心臓に瑕〔きず〕もつ身となり、ひとまずそれで一応の区切りはついて。
 血管(血のめぐり)、なかでも冠動脈の健気さ、ありがたさがつくづく身に沁みた。

 ステント術は北里大学病院で受けたのだが、予後のめんどうは分院の北里東病院「心臓二次予防センター(以降〈心・二次〉と略す)」にお願い(下駄をあずける)ことになり。
 毎年一度、検査と診断を受けて、それもすでに7年目になる。
 2年目に《11.3.11》のことがあってから、真摯に向きあえるようになり、おかげで状態も良好に推移している。

 〈心・二次〉の診療設備・態勢も徐々にととのい、「心臓リハビリ」が本格始動した今年。
 (ちなみに心臓リハビリを、医療現場では”心リハ”と略称する)
 ぼくにも〈おすすめ〉の打診があって、受診を承諾した。大学病院での承諾には、とうぜん医療研究への協力もふくまれる。
 ただし、もちろん心臓のリハビリといっても、心臓自体を直接どうこうしようというのではない。
 内容は、運動療法による体力保持と血流改善と、それにともなう認知機能向上(認知症予防)の実証。

 第1回目、2月2日にはまず、現在の体力診断があった。
 正直にいえば、ボクはテストを好まない、ぶっつけ本番タイプである。
 医療機関に対してはケイカイ心があり、すべての検査がコワく、数値にもそれがアラワレる。
 しかしいっぽうで〈俎板の鯉〉はジタバタしない、性格をあわせもつ。

 ここに検査項目の、細かいお話しは意味がない、けれど。
 ポイントと思われる身体状況と、その感想だけを、参考までに。
 (もちろん、これだって自身銘記のためなんだけれども…)

①体重とBMI(肥満症指標)は、「現状を維持せよ」。
 これを、もっと正直な声にかえれば「土俵いっぱいのところデス」。
 わかっている、ボクは「冬眠したいくらい寒さが苦手」なので、この季節は身体が脂肪をたくわえようとするのダ。
 そんな時季の検査、ほんとならキャンセルしたいところだが、ワルイときの状態を知っておくのはワルくない。
 ちなみに、現在のボクの体重70.8キロ。目標体重を2キロ以上オーバーしている。
 禁煙(2007年夏)してから9年目になるが、禁煙前の65キロ台は遥かに遠い。
 しかし、検査から帰った翌日の体重は軽く1キロ減、つくづく人間は心もちで生きる者だ!
②下肢筋力は、「同年代平均より下まわっているのでアップさせるための運動が必要」とのこと。
 これも、自身よくわかっている。
 ぼくは、働きざかりの年代を通して、みずから車を運転しての取材をつづけた結果、こうなっている。
 運動不足はわかっていながら、どんなに近くへ行くのもマイカーだった。
 4年前の同じ検査では、底にあったその意識から頑張って同年代レベルを懸命に死守した恰好だったが、今回はガクっと下がってしまった。
③10m速歩、6分間歩行距離も同様。
 前回より落ちたのはとうぜんとしても、同世代レベルよりも下まわった。
 ただし、自身の意識には〈冬眠のせい〉がつよい。暖かくなれば、他人より動く。
④握力、肺活量も、同じ。
 握力の弱さは、高校時代バスケをしていたときからの弱点だった。
 肺活量の減少は、40年以上にわたるヘビー・スモークによる。
⑤唯一ヨカッタのが、片足立ちなど身体の柔軟性。
 これは天性にくわえて、少しは軽いストレッチングを心がけてきたことによるのだろう。
 ただし、前屈は手が足指まで届かなくなってひさしい。

 結果、理学療法士(PT)からは「30分程度の運動療法の継続」をすすめられ、お願いすることにした。
 本心をいえば(暖かくなればこっちのもの)意識があり、なにによらずオシキセが嫌いな性質でもあったが。
 ひとり頑張りには限度がある、こともワカッテいた。

認知症予防と早期発見の認知機能検査

 つづけて受けたこの検査。そういえば…。
 亡くなった母の受診に付き添ったことがあったのを想いだした。
 親子そろって医者には気おくれするところがあったから、(ダイジョウブか)緊張したのを覚えている。
 
 ボク、はっきりいって、近々と、面と向かってのやりとりも苦手、だったが。 
 結果は、意外というか、おわってみれば(そんなもんだろ)というか、ほぼ満点の成績で「問題なし」。

 同時に受診した血流検査も、「歳相応の動脈硬化のほかには別条なし」。
 病院前の庭に出て、ふり仰ぐ空。
 
 空気は冷たくても、晴れて明るい陽射しは気もちがよかった。
 ボク〈俎板の鯉〉はジタバタしない。