どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

ナニがきっかけになるか知れない…生き方の見なおし/その弐-地震動に備える対策

-No.0839-
★2016年01月08日(金曜日)
★《3.11》フクシマから → 1765日
★ オリンピック東京まで → 1659日











*写真、(上)は板壁に直付け棚わが家のリビング、背板の木ネジは留めは本などの隠れて見えない。(中左)は家具の転倒防止策、突っ張り棒2ヶ所とL字金具3ヶ所、プラス転倒防止敷板も併用の3重安全策になっている。(中右)はキャスター付き家具の足もとを固めた暴走防止受皿。(下左)は大型薄型テレビ転倒防止に取り付けたチェーン式の転倒防止具、テレビ底には粘着式防振ゴムを敷いて強化してある。(下右)は冷蔵庫に取り付けたベルト式の転倒・暴走防止具、さらに足もとにも金具が補強されている*

◆これでもダメならアキラメよう

 年越しの買い出しに、大騒ぎするのをやめにして…。
 さて、次の生き方の見なおしは、”落下”と”転倒・暴走”を防ぐ。
 地震の備えの改善。

 じつは、つい先頃の、ある朝。
 2階の寝室から先に階下へ降りたカミさんが、ガタガタ音をさせて声をかけてきた。
「ちょっと、来てみて」
 (ナニかあったな…)

 呼ばれてリビングに行ってみたら、壁の、造り付け棚のひとつが傾き、上に載せてあった焼き物の福助人形(あの足袋の福助の、お願いしてわけてもらった登録商標品)が落ちて砕け散っていた。
 (熟睡していたのだろう、その物音にも気づかなかった)

 原因はすぐに、それと知れたが。
 これには、ちょっと説明がいる。

 ぼくは木工屋、木造り屋で、エコ・リフォームの内装も手掛けてきた。
 その実際と仕上がりをお客さんに見てもらうためにも、まず自らの住まいをリフォーム。
 したがって、床、壁、天井、ほとんどすべてが国産無垢材で仕上がっている。

 ボード壁は、ごく一部の和紙壁紙張りにかぎられる。
 だから、わが家の壁には留め金具がシッカリと利き、壁面のアレンジ思いのまま。

 ついでに、ボクは本好きだけれど本の山に埋まってシアワセな書斎タイプではなかったから、一生に再読できる冊数にはかぎりがあることを知って、あるとき思いきって処分を断行、ついでに壁一面の重たい書棚からも解放されて、いまがある。

 こうして、いまあるわが家の棚はみな、壁に埋め込みか、板壁に直付けの、個別の箱ものばかり。
 直付けの場合は、背板が木ネジで板壁に固定されている。
 それは、とってもステキに、気もちよく。

 しかし、構造計算のヨミが、ちょいあまかったらしい。
 見てくれにも肩入れがすぎ、丈夫だが個性や面白みのない合板の背板がイヤで、杉の集成板をつかってあった。
 木ネジ留めの数も少なかった。

 それが破綻をきたして、背板が割れ、傾いてしまった。
 福助人形の破片を片づけながら、ヤリナオシを決めた。
 これから先は年寄るばかりである、もっぱら安心・安全に。

 防災・減災の先駆を心がけ、他に呼びかけてきた者としての責任もあった。

 直付け棚のすべてを。
 ①サイズをできるだけ、ひとまわり小さく
 ②背板を厚めのシナ合板に変更
 ③木ネジ留めの数を3倍増にして、付け替えた。

 こうして、いったん見なおしモードに入ると。
 ボクの性格として、中途半端にはすまされない。

 家具、大型家電類の”転倒・暴走”防止策も見なおされることになり。
 チェ-ンやベルト式の壁付け金具、突っ張り棒、粘着式防震マットで、より強固に再整備。

 木工屋だから、手づくり家具にキャスターを取り付けたものも数あって。
 これまでは、地震で家具が走りだしてもそれより素早く逃げればいい…くらいの考えでいたのを、”受け皿”で暴走防止にあらためた。

 昨年12月の、ほぼひと月でこれらをし遂げ、おかげでお疲れ気味の年末年始ではあったけれど。
 (ここまでしてダメなものならアキラメよう)境地になれたのは、ありがたい。

 もちろん、これでもまだ万全とは言えず、さらなる見直しも必要だろう、けれど。
 ともあれ、この経験を、高齢社会に伝えていかなければならない、今年がはじまった。