-No.0751-
★2015年10月12日(月曜日、体育の日)
★《3.11》フクシマから → 1677日
高倉健没から → 336日
★ オリンピック東京まで → 1747日
◆ワークショップ極上の時間
8月23日、日曜日。
大槌町。
サポートセンター「和野っこハウス」での、「小鳥の巣箱」づくりワークショップ。
昼食休憩後、午後の部の参加者は、これまたすっかりおなじみ、常連のDさん母娘、二人だけ。
大槌のT.Sさんと釜石のT.Sさん、助っ人お二人が張りついての貸し切り個人指導になった。
今回は、大槌のT.Sさんが電動ノコギリを持ちこんでくださり、巣箱の屋根板に斜め切りの細工も…上質。
ぼくたちが東京から用意してこられる支度にはかぎりがあるから、とてもとても助かった。
午前の部よりも充実、さらに極上のときが流れた。
娘さんの方は、いま、釜石の森林組合だかにお勤めとのこと。
みずから採集したという、ケンポナシの蜂蜜をプレゼントしてくださる。
これも〈木の縁、手づくりの縁〉と思うと、じわりとウレシさこみあげる。
独自にイベントの考えもあるとかで、協力の打診もあり…。
(もちろん、イイとも)
巣箱の出来栄えも、文句なし、念の入った上々の仕上がりなった。
これで、この夏のワークショップも無事、完了。
このたびの巡礼に8日間同行、協力してくれた姉さんともお別れになる。
2日間のイベントを終えて、和野っこハウスから大槌市街地への帰途、真新しい住宅の建ち並ぶところを2ヶ所ほど見かけた。
復興公営住宅地…外見はそれだけの印象しかあたえない造り。
これがどうも、かんじんの町民たちの評判がかんばしくない。
中がどんな造りになっているのか知らない、からなんとも言えないのだけれど。
これで、1棟あたりの費用2500~3000万円もかかっている、というのにはビックリ。
(そりゃ、都会価格ってもんでしょう)だし、どう見ても、それほどのモノにも見えないのだ。
このときとばかり稼ぎまくる者があり、それを押しとどめられない者がある。
被災地ゆえのもどかしさが、なんとも哀しい…。