-No.0437-
★2014年12月02日(火曜日)
★《3.11》フクシマから → 1363日
(高倉健没から → 22日)
★オリンピック東京まで → 2061日
◆新聞紙面の片隅に小さな記事
……ではあったが、これまでの紆余曲折を想うと(やっとか)ため息ものだ。
手狭で老朽化もした築地市場(中央区)に替る移転先として、予定された豊洲新市場(江東区)の土壌汚染騒ぎは、オリンピック招致前のことだった。
「土壌汚染対策工事の完了が、有識者による技術会議の報告され、確認を受けた」と、わざわざ当事者が「安全性の確認」と念を押した、そのことが、移転反対運動やアレやコレやで揉めつづけた事情を物語る。
ガス工場の跡地に高濃度の汚染が指摘されて後、あの《3.11》のあった2011年夏から、洗浄処理などの除去作業がつづけられてきた、それがやっと済んだというわけだ。
この新市場地は、2020年「東京オリンピック」の選手村が建設される晴海(客船ターミナルのある埠頭)地区の、すぐ対岸。
豊洲大橋の開通を待っていよいよ始まるであろう、選手村建設の行方を追っていく、ぼくのカウントダウン定点観測予定地でもある。
これから、“開催にむけての足音”が段々に、少しづつ大きくなっていくことになる。
それにつけても…“フクシマ”の過酷事故終息の遅れ、被災地東北の復興のもたつきが、気にかかる。
「東北の復興なくして日本の発展なし」
だった筈ですよね、アベノミクスさん。
きょうの衆院選告示で、もう、それどころじゃない……ですか。
土地は