-No.0427-
★2014年11月22日(土曜日)
★《3.11》フクシマから → 1353日
(高倉健没から → 12日)
★オリンピック東京まで → 2071日
◆健さんは、ほかの“故人”とちがっていた
俳優、高倉健の訃報があったのは18日。
10日の死去から1週間がすぎていた。
翌日、ぼくは富士の裾野をめぐり。
翌々日には、マグロの焼津から、久能山を訪れ、帰宅した。
(予定どおりの行動をこなしたわけだが、脳裡には予定されていないことばかり渦巻いたということで、途次、不覚にも道路交通違反に気づかなかったことを咎められ、反則キップを切られたりした)
その間、ついに、健さんのことが頭からはなれることがなかった。
身内でもなく、とくにファンというわけでもなく、とくに似たところがあるわけでもなく…。
けれども、思い返せば、青春期からこのかたずっと、身近に感じつづけてきた。
こまかいことは、そのうちにぽつぽつ、想いだすままに記すこともあるだろうが。
なにか、おちつかない、その理由に気がついた。
健さんの存在は、ほかの“故人”とは、あらゆる意味でちがっていた。
それでも…。
「月日は百代の過客にして、行きかう年もまた旅人なり」
時は忘却のあるがまま。
はかなく抗〔あらが〕う手だてはひとつ。
没後の日数をカウントしていくこと。
ボクの今生の励みに…。