-No.0385-
★2014年10月11日(土曜日)
★《3.11》フクシマから → 1311日
★オリンピック東京まで → 2113日
*御嶽山の噴火災害があってから、各地の山では「登山届」の提出が増えている、という。「いいこと」ですかネ、チガウでしょ。そんな対処的なことでは、喉もとすぎれば…で、いつものとおり。年を越せばもう、だんだんに忘れ去られてしまうにちがいない。このときを逃さず、登山家や山岳ガイドなど関係者は「山登りのルール」徹底にのりだすべきだ。「山をあまく見るな」というメッセージを、声たかく叫ばなければいけないときデス*
◆9月6日、土曜日
大槌町大槌の「和野っこハウス」は地区広域のサポートセンター。
建物が大きくて空間が広いうえに、ここには椅子のテーブルがある。
木工は道具の使い勝手もあって、立ち仕事が多いから、これがヨカッタ。
仮設団地ごとの集会所は(詳しくは知らないけれども)たいがい座机らしい。
この場所にたどりつくのにも、ずいぶん時間がかかった。
木工のワークショップは、「きつつき集会」と称して、これで3回目。
「ボックストレイ」と「すのこ飾り台」を手がけて、こんどは「フォト・フレーム」を作る。
場所がら、道具も材料もすべて持ち込み。搬入は昨夕、すませておいた。
9時半に集まってくださった6人の方々は、すでに顔なじみのメンバー。
刃物も使って動きのある作業なので、これだけの参加人数で手いっぱい。
前2回は小槌の佐々木さんという心づよい助っ人がいてくれたけれど、今回は都合がつかずに不参加。
かわりに山田町の佐藤さん、やはり《3.11》が縁で交友の始まった若手が、集会に参加かたがたの記録写真を引き受けてくれた。
したがって、ここにご紹介する写真はすべて、佐藤さんの、自身もフォト・フレームを作りながら撮影した労作。
おまけに彼、みずからのフォト作品のなかから人数分の写真を見つくろって、できたフォト・フレームに入れられるようにプリントして来てくれたのダ。
(ぼくもそこまでの準備はできなかった…)
こういう気のきく人がいてくれると、ほんとに助かる。
木製の手づくりフォト・フレームは、10センチ幅の吉野ヒノキの板材で、ハガキ・サイズの写真がおさまる。こんな香りたかいフレームもわるくない。
12時きっかり、みなさん満足の自作を仕上げて、無事おひらき。
ありがとうございました。
また、やりましょうネ…。