-No.0155-
★2014年02月23日(日曜日)
★《3.11》フクシマから → 1081日
★オリンピック東京まで → 2343日
きょうは、「東京マラソン2014」の様子を見てくる。
2020東京オリンピックでも、マラソンコースはほぼ似たような設定になる予定だから。
◆ソチ冬季オリンピック〈1〉
スピードスケート・団体パシュート
女子は、前回バンクーバー・オリンピックでの銀メダルにつづくメダル獲得を狙ったが、惜しくも4位。
でも、このパシュートという種目おもしろいな。
ふつう“チーム・パシュート”と呼んで「団体追い抜き」のこと。語感から予想できるとおり、パシュートの意味は「追跡、追撃」。夏のオリンピックでは、自転車競技にこの種目がある。
スケートでは、1周400mのリンクを、男子が8周3200m、女子が6周2400mで競う。
1チーム3人の2チームが、正面とバックの正反対位置からスタート。「追い抜き」といってもタイムレースになるのがほとんどで、3人のうち最後の1人のゴール・タイムで早い方が勝ち。
3選手が、空気抵抗を受ける先頭を交代しながら、いかにまとまりよく滑りきるかの勝負で、個々の力量が高ければいいかというと、そうともかぎらない。
その証拠に、今大会もスピードスケートで圧倒的な強さを見せつけたオランダが、なぜか前大会までこのパシュートでは勝てなかったのだ。
そういう絢のある種目。
もっとも今大会は、きっちり対策を講じてきたとみえて、男女ともしっかり金メダルを掻っ攫っていったけれども…。
ともあれチームワークが鍵で、スリリングな見どころもあり、日本むきな種目だと思う。
ぜひ、男子の方も強化してほしい。
フィギュアスケート・エキシビション
ご存知のとおり競技ではない。
が、フィギュアの大きい大会には最後につきもののイベント。他の競技にはない。
フィギュアスケートとアイスショーとは、きってもきれない縁つながり。つぎは、どうぞこちらへ…と誘いかける、じつにうまい仕掛けではある。
観客にとってもウレシイのは、競技を離れた選手たちの伸び伸びした個性が見られるからだ。
浅田真央にも、このときは吹っ切れた笑みがいっぱい、こぼれていた。
◆ソチ冬季オリンピック〈2〉
もうじき幕を閉じる大会を振り返って、こぼれ話を二つ。
フリースタイルスキー・女子ハーフパイプ
三星マナミ(30)選手は、(おそらく日本では初の)子連れ出場をした。
どんなバックアップ態勢がとられたのか、詳しいことまでは知らないが、家族や周囲の支援に支えられての競技姿は微笑ましかった。
アイスホッケー・女子
決勝のアメリカ対カナダを見て、(とても女子とは)思えなかった。
男子と違って〈ボディチェック〉と呼ばれる激しい体あたりはナシ、ということだったが。なんの、判別し難いほど猛烈なプレーの連続は、ヘルメットからこぼれる長い髪がなければ見分けること、不可能。
途中からテレビ観戦のカミさんが「え~っ、ほんとにぃ」と驚愕、絶句したほどであった。
わが〈スマイルジャパン〉もこの流れのなかにいる。