どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

命を守れる仕組みをつくる

★2013年10月27日(日曜日)
★《3.11》フクシマから →  961日
★オリンピック東京まで → 2462日



◆波紋ひろがる「流域治水推進条例案」

 滋賀県、嘉田由紀子知事の河川行政構想が、防災関係者や全国自治体間に話題の波紋を広げているようだ。
 嘉田さんの目指すところは、豪雨や洪水で浸水の怖れのある区域での新築・増改築の規制。

 条例の骨子は…
 ①200年に1度とされる豪雨(毎時131ミリ)を想定し。
 ②浸水が3メートル以上になる怖れのあるエリアを「浸水危険区域」に指定。
 ③住宅や学校、病院などの新築・増改築の際には土地を嵩上げ、想定水位より高くすることを義務づける。
 そのうえで、
 ④違反者には罰金を科す。
 という厳しさが、嘉田さんならではの踏み込みともいえる。いわく、
 「命を守れる仕組みをつくるのが知事の責任」
(“守る”ではなく“守れる”と表現するあたりが嘉田さんらしいところかも…)
 いうまでもない、どこかの自治体の首長さんなんかには耳の激しく痛いところ…であってほしいものだ。
 
 滋賀県によると、指定が見込まれるのは8市町の約20平方キロ(県域の0.5%)、戸数はおよそ1110。県では土地の嵩上げ費用の補助も検討するつもりでいるらしい。

 滋賀県といえば日本一大きな琵琶湖を抱え、沿岸には汀すれすれの“風光”で知られるところも少なくないのだ。
 「命を守る仕組みは、じつは、人々みずからが率先して思案しなけらばいけないこと」である。
 どんな欲得もなにも、命がなければはじまらないのに。

 だがしかし…案の定ここでもやはり、反発の声はつよいという。
 さっそく条例案を骨抜きにしようと画策する勢力もあるときく。

 9月県議会に提出された条例案は継続審議に追い込まれたが、嘉田さんは11月議会であらためて成立を目指すという。
 先の国政選挙で苦渋をなめた嘉田知事には、ここいちばんの正念場を(文化勲章高倉健さんばりの)“辛抱”でのりきってもらいたい。

 あの《3.11》の、大きすぎる痛手をこうむっても忘れてしまう。
 つい先ごろも伊豆大島で、あんなにも酷いことがあったのにまだ懲りないのなら。
 日本人はもう、どうにもならんダメ民族でしかないだろう。

*写真は、琵琶湖名所のひとつ近江舞子の浜。日本一の大湖は“近江”の名のとおりまさしく海だ*