どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

やっぱり豪華客船のある風景はイイ

★2013年10月24日(木曜日)
★《3.11》フクシマから →  958日

★オリンピック東京まで → 2465日




 10月19日、土曜日。 
 東北‐海洋生態系‐調査研究船「新青丸」を見学に行った晴海埠頭には、おなじ日、シルバー・シー・クルーズ(モナコ)の豪華客船「シルバー・シャドー」が碇泊していた。
 全長186メートル、28,258トン。
 純白の、優雅で大柄な美しい容姿が、埠頭ターミナル・ビルを抱きしめるがごとき光景は、さすがに見ごたえがあってステキだった。

 ふだんの埠頭ターミナルが、ほとんど無人の味気なさであることを思えばブラボーである。
 臨時の税関なんかも出張っていてエキゾチックなふんいきを醸しだす。
 ここにきて初めて見るターミナル職員たちの姿も、どこか張りきっているようだった。
 客待ちのタクシーがたくさん列をなしている。
 ………
 客船ターミナルには、やっぱり船があり、人があってこその風情だった。
 オリンピック大会中にも、ぜひ、この埠頭には大きな客船があってほしいと思った。
 選手村のムード・メークにも夢と華があっていい。

 ぼく個人としては、どうせ豪華客船なんか(オレには似合わん)という気負いみたいなものがあったけれども、しかし海好きに船はなくてはならず、『ポセイドン・アドベンチャー』みたいな映画にどきどきなんかしているより、まみえるチャンスがあればやっぱり実物のほうがよかった。

 そこで、どうだろう……。
 拝啓、オリンピック組織委員会さま。
 大会期間中、観戦ツアー限定の企画で豪華客船を受け容れ、晴海埠頭に大輪花ひらく洋上ホテルの景を演出、選手村に趣きを添えてはどうだろう。

 ワカッテいる、警備がたいへんかも知れない。
 けれども、それにしても惜しい、もったいない想いは消えそうにないのだ。
 
*写真(左)は晴海埠頭客船ターミナル3階送迎デッキから見る「シルバー・シャドー」、(右)はベランダ付き船室がズラッと並ぶ豪勢な外観*