どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

建築“印象派”の国立新美術館

★2013年10月16日(水曜日)
★《3.11》フクシマから →  950日

★オリンピック東京まで → 2473日



*15日、出雲(全日本大学選抜)駅伝で駒沢大学(15年ぶり)が優勝。今年度マラソン・駅伝シーズンの始まりを告げた。オリンピックにむけて長距離種目の強化にも本腰が入ることになるだろうが、本番の季節は夏。しかも熱気のこもりやすい都心周遊型のコースである。対策はムズカシイと思う。さぁどうする*

◆やっぱりゴッホは素晴らしい

 六本木(最寄駅は乃木坂)の国立新美術館に『印象派を超えて-点描の画家たち』展を観てきた。台風26号の襲来予報を翌日にひかえた生憎の空模様だったが、はじめて訪れる美術館の建物がまず佳かった。ガラスを多用した透澄明感も波がうねるような造形も秀逸。とくに乃木坂口アプローチからの景観は周辺の緑とのマッチングも申し分ない。

 建築というのは、とてもやっかいな表現だと思っている。
 利便性より美観に重きがおかれる(この美術館のような)場合はそうでもないのだが、使い勝手(利便性)が重視されるべき公共建築物になると、設計者の自己主張が邪魔な場合が少なくないからだが…。
 これは、いい。

 この展覧会の副題は「ゴッホ、スーラからモンドリアンまで」。
 はじめにモネの作品が2点、人々の注意をそらさない存在感を示していた。
 スーラは、やっぱり「点描はわれに」と深く感じさせる光りのなかに、静かにほほえみをたたえていた。
 じぶんでも可笑しかったのは、点描の効果は少し離れて実感されるものなのになぜか、どうしても近寄って筆致の痕を確かめておきたくなるコトだった。スーラの絵のある壁からしばらく離れて眺めていたら、ぼくと同じ動きをする人の多いのがわかって、またオカシかった。

 炎ゆらめく印象のゴッホの筆致がぼくは好きだが、やっぱりここでも、その存在感は抜群だった。

 モンドリアンに〈いま〉を感じさせてもらって、会場を後にした。

◆「ななつ星」はJR北海道にこそ欲しかった

 15日、JR九州の注目の豪華寝台列車「ななつ星」の旅、30億円という巨費をかけた車輛で賑々しくスタート。鉄道少年だったボクも、ぜひ乗ってみたいものだと思うが、すでに来年6月分まで予約で一杯だという。嗚呼。
 この報道をぼくは複雑な想いで見、そして聞いた。
 いま、初歩かつ人為的なミスの連続で経営の破綻が憶測されるJR北海道にこそ、このような雄大な発想が似合うし、いずれその時がくる。そう信じ、期待する気もちをぼくは雑誌にも書いたことがあった。
 しかし、いま見る現実との落差はどうか。
 とても、皮肉なんてもんじゃないデスよ。

*写真は、乃木坂口アプローチから見た国立新美術館、美しくウェーブする外観*