どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

あぶねぇなぁ…JR北海道/           「スーパー北斗」の振子車両にびくびく

-No.0006-
★2013年09月27日(金曜日)
★《3.11》フクシマから →  932日
★オリンピック東京まで → 2492日

*TBSラジオで46年間、12,629回つづいた同一パーソナリティーによる最長寿番組「永六輔の誰かとどこかで」が、きょう最終回。ひとまわり先輩の喋りを真似ると風貌も似かようところがあったせいか結構ウケた、そのぼくが68だ。病気のせいで去年の暮れあたりから、呂律がまわらなくなった永さんの喋りがツラクて聞けなくなっていた。最終回もやっぱり……*




◆しっかりせぇよJR北海道

 JR北海道が、脱線(実際にも事故があったがここでは鉄道会社そのものの話)しそうに傾〔かし〕がって揺れている。
 報道がこぞって「危機的状況」と指摘、「組織的な体質の問題」と断じ、ほとんどボロボロみたいで「再国有化するしかない」なんて声もある。厳しい風土で経営もキビシいJR北海道だが「お金じゃなくて人間の問題だ」たしかに…。
 (だけどさぁ)と、ぼくは思うのだ。それだけのことにしといて(いいのかなぁ)。

 じつをいうと、《3.11》以前からぼくは(あぶねぇなぁ)と感じていた。
 (あとになって、こんな言い方はよくないと思う、ごめんなさい、だけど)
 札幌-函館(室蘭本線まわり)間を走る特急「スーパー北斗」に乗って、(ひどく揺れるじゃないか)と思った。その揺れ方が、いまにも(線路から跳び出しちまうんじゃないか)というくらいにフツウではない。
 車掌さんに指摘すると「はぁ振子ですから」仕方がないという表情である。知ってるよ。

 「振子式車輛」というのは、なるべく速力を落とさずにカーブを走り抜けるための工夫で、車体が振子のように内側に傾く仕掛け。「スーパー北斗」にはキハ281系の振子気動車が使われている。だから揺れる…が、しかし、まともな揺れ方とは違う。スピードとレールの関係に無理があるように感じられた。ほかの乗客たちは気づかないのか、それともじっと我慢をしているのか。

 小樽からニセコ方面まわりの函館本線に乗ったときも、車輪とレールの軋みに違和感を覚えることがあった。

 ぼくはノリテツ(乗り鉄)だ、国鉄時代“片道最長切符”の経験もある。
 「スーパー北斗」でのぼくは、さりげなく車内に目をくばって万が一の事態に備えた。備えたってどうなるものでもない…かも知れないが、とにかく気もちだけは備えた。

 いまどき、だから。
 成熟社会といってもいい、成熟すれば気もゆるむ、気がゆるめば身もゆるむ。
 なりゆきだ、なんて呑気にいってる場合じゃない。
 むこうさま(対社会)に「しっかりしてくれ」と注文をつけるだけじゃなしに。
 みずからもまず自身を守る備え、それからできれば、ほかの誰かひとりでも助けてあげられる備えを、しておきたいな。

*写真は、昭和47(1972)年“片道最長切符”の旅の途中、田沢湖線・生田駅にて。こんな長閑な風景、いまどきはもう夢の彼方だ*