どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

ぼくの〈ライフドクター〉ふう住まいのくふう / 〈第1期〉リンビング床暖房のこと-①片づけ-

-No.2253
★2019年11月22日(金曜日)
★11.3.11フクシマから → 3179日
★ オリンピックTOKYOまで →  245日
★旧暦10月26日、有明の月
(月齢25.3、月出01:01、月没13:58)


※きょうは、二十四節気の「小雪」で、七十二候の「虹蔵不見(虹を見かけなくなる頃)」。そのこころは「太陽の光が弱くなる」から、だろう、けれど月の光でも虹が見えることはある…というのは現代の知識か。




◆忘れず…生かせるか〈経験〉

 昨秋はじめ北海道、胆振東部地震があったとき、ぼくは海峡を挟んだ青森県下北半島の大間港に近いビジネスホテルにいました。
 早暁。その規模を上まわって大きい被害を報道で知りました、けれども……
《11.3.11》東日本大震災、被災地東北支援の旅をつづけてきた身に、退却の選択肢はなく。
 朝便の海峡フェリーで、函館へ渡り、噴火湾沿いに伊達市、登別、室蘭を経て、震源に近い厚真町を訪れ、3日後に混乱をきわめれる苫小牧の港から、急遽、わが家に戻るフェリーに乗船したわけです。

 以上の顛末は、このブログでも報告してきました。
 このとき、あらためて痛感させられた、こまかい留意事項については、これから書きすすめていく記事のなかで、追い追い、ふれていくことになるでしょう…が。

  ……………

 帰宅して、間もなく。
 東京ガスの機器点検があり、これはガス漏れほかの定期点検で、同じエネルギー部門でも、たとえば東京電力などにはない、いわば〈寄り添い〉サービス。
 ほかの利用者たちからも好評の声が少なくありません。
 どこにも、どんな場合にも〈意外〉は付きものですから、全面信用…とまではいきません、けれども、歓迎すべきいい姿勢には違いありません。

 その派遣社員と、あれこれの会話やりとりから、災害時のエネルギー備蓄「エネファーム」の話しになり、「蓄電」の話しになりました。

  ……………

エネファーム」は、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム(略称=コジェネ、熱電併給)の愛称。08年に家庭用燃料電池の認知向上を推進する取り組みとして、企業などに関係なく決められた統一名称で、発電もしますが、あくまでも家庭などでの節電が主目的です。

 都市ガスやLPガス、灯油などから、改質器を用いて燃料となる水素を取り出し、空気中の酸素と反応させて発電するシステムで、発電時の排熱を給湯に利用。発電出力750 - 1000Wほど。
 ちなみに、発電には水素を用いるため二酸化炭素が発生しませんが、改質で水素を取り出す過程では二酸化炭素が排出されます。

 つまり、現状では高価格などのデメリットもあるけれども、〈省エネ〉の観点からは近未来的なエネルギーシステムといっていいでしょう。

  ……………

〈いい環境〉志向のボクは、「エネファーム」が始まったときに、そのシステムと実物を見学していましたが。でも、まだ現実的には感じられなかった。価格が(いまよりも)高かったこともあります。
 もっと前、太陽光発電が脚光を浴びたときにも導入を考えたことがあるけれども、やはり、まだ現実的ではなかった。それに、わが家の場合には、後を継ぐ子がなかったこともあって見送りになりました。

 しかし、その後に、あの《11.3.11》東日本大震災があって、「オール電化」を謳い文句にしていた東電(東京電力)の大失態を見せつけられ、さらには、こんどの胆振東部地震では、また、北電(北海道電力)の大失態から全道ブラックアウトがあり…で。
 ぼくのエネルギーに対する〈いい環境〉志向は、一気に高まらざるをえませんでした。

〈電力自給〉までは難しいとしても、電力大会社にきちんとモノが言えるスタンスでいたい、と思ったわけです。

 そこで、夫婦二人、熟考の末に「エネファーム」と、あわせて「ガス床暖房」の導入を決めました。
 すでにお話したとおり、ぼくたちは、少なくともどちらか一人が、なんとか日常生活を熟〔こな〕せる間は、この家で暮らす覚悟。
 そのためには〈老後のいい環境〉は不可欠と判断、おまけに、とくにボクは暑がりで寒がりという、じつにヤボな体質だもんですから……

◆いざ…片づけ

エネファーム」はすぐ、18年の初冬に設置。
「ガス床暖房」の方は、翌年秋の工事にしてもらいました。

 …というのは、床暖房の工事をするには、導入するリビング(16.6㎡=約5坪=10畳)一部屋を空〔から〕にしなければならない。
 もっともダイジな生活空間ですから、家具・設備ほかのモノが多い。これは大事〔おおごと〕です。

 もうひとつには、費用の工面〔くめん〕年金生活者にとっては、これまたオオゴトで、じつは熟慮の大半はココにあり、でした。
 8年間21度にわたってつづけてきた、《11.3.11》被災地東北・巡訪の旅を、急遽「とりやめ」る決断が必要でした。
 
  ……………
 
 ときに〈片づけ魔〉にもなれる…ぼくはキホン〈片づいて生きたい人〉です。が…
 この齢になると、人生を片づける気味がましてきて、ちょっとシンドイ気分がないでもありません。

 それでも、おなじ一部屋を片づけるのなら、このチャンスをのがす手はありません。
 住まいは、時とともに事情もかわります。人は、ほとんどがふだん、多かれ少なかれ、めんどうだから模様替えをガマンして暮らしています。ですから、むこうからやってくるチャンスこそ、いただき!

「床暖」にするリビングと隣室、ぼくたちが「ワークルーム」にしている部屋との関係をメインに、新しい空間デザインを考え、そのうえで〈片づけ〉と、できる〈下ごしらえ=手づくりリフォーム〉にとりかかりました。

 上掲写真、上段は、旧リビング/南西のコーナー。
 手づくりの抽斗〔ひきだし〕台の上に、一枚板の天板をのせた、テレビ台兼オーディオ・スペース。

 この天板が北海道産のイチイ材(赤身に縁が白っぽい)、幅900mm×長さ1800mm×厚さ80mm(つまり半間×1間)というデカ物。木材に詳しい方にはおわかり…かと思います、大木は珍しいイチイ材としては貴重な品ですが、なにしろ重い。量ったことはない…が、60kg以上はあるでしょう。
 函館住まいのときに購入した、もとは座卓だったのを東京に持ち帰り、同材の脚を苦労して鋸で切り、天板にした想い出の品でもあります…が。

 最終的には持ち主の使い勝手にかかっています。
 これは、新らしいプランでは、サイズを縮小(もちろん、こんども自分で切る)して、パソコン・デスクの天板にするつもり。

 現状、テレビ台の壁上に造り付けた書棚・飾り棚類もすべて、いったん撤去。

 上掲写真、下段は、若い頃に購入して重宝してきた、奥行きも2段構えの書棚。現在は、オールラウンド収納棚。
 2段に分かれて、幅1350mm×奥行480mm×高さ2000mmと、これまたデカい。

 これは、新プランでもワークルームで活用するつもりで…しかし、場所を移すのに大騒ぎ。
 若いときには大したことなかった重さが、いまではズッシリ、肩から腰へと悲鳴をあげる身体こらえて、休み休み、一部屋移動になんとか成功。
 (もう、これから先、さらなる移動は、自力では無理でしょう!)

 ……と、まぁ。
 ざっと、こんな騒ぎがあったわけです。
 (ホント、正直、楽じゃありませんでしたネ)