どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

ちょっとヒトコト…フタコト…ミコト ~No.88~  無人運転トラック450kgの荷物を運ぶ…

-No.2231-
★2019年10月31日(木曜日)
★11.3.11フクシマから → 3157日
★ オリンピックTOKYOまで →  267日
★旧暦10月4日
(月齢3.3、月出09:06、月没19:17)





★ミニ・ロケット4台で荷物をかつぐ…ような★

 地上を自動(無人)運転車が走るようになれば、空を無人操縦の飛行機が飛ぶのはアタリマエだ。
 ただ、地上から足が離れるのが苦手(高所恐怖症でもある)なボクとしては、自分が乗ることはゴメンこうむりたい。

 …と思っていたら。
「いえ、荷物を運ぶんです、空の無人物流ですね」
 という。

 2025年までの実用化を目指すのは、「クロネコヤマト」のヤマトホールディングス
 世界的な無人輸送機サービスをもくろむ。

 8月の末に、アメリカで、ベル・ヘリコプターと共同開発した無人輸送機の飛行実験を報道陣に公開した。
 (従って、ざんねんながら、ここにその写真はお見せすることはできないが…)

 かたちは、4発プロペラの、垂直離着陸の「ドローン」なのである。
 けれども一見、ミニ・ロケット4台の力をあわせて荷物を運ぶ…といった感じ。
 そのセンター、いわば担がれる神輿のかわりに荷室があって、実験機の積載量は最大32kgだが、将来は450kgまで運べるようにしたい、という。
 
 実験機の諸元は、幅2.7m×奥行1.2m×高さ1.8m、重量は約160kg。
 荷物を積んで高度50mくらいの空中を、およそ56km移動でき、ふつうの飛行機が飛べる天候であれば運航できる、そうな。

 共同開発は、機体をベル、荷物容器をヤマトが担当。
 機体から(地上走行の)トラックに積み替えやすいように、容器には小型の車輪がついている……

 と、以上は〈物流〉だが。

★さまざまな動き★

 無人輸送機の利用で、島国ニッポンらしい取り組みをあげれば。
「離島間の無人物流」が、ゲンジツもっとも望まれる場面にちがいない。

「ANAホールディングス」と〈離島の自治体〉長崎県五島市も、この8月。
 ドローンによる離島間の〝物流網〟構築を目指す実証実験を今年度内に行う、と発表。
 これには、自律制御システム研究所やNTTドコモなども協力する。

 五島市には、有人島だけでも11(無人島は52)あって、それぞれの島の地域住民や小売業者(生活用品や食品)、医療事業者(医薬品)などとの密接な連携が期待されている。

 被災地の郵便配達では昨18年冬。
 福島第一原発の事故後遺症に悩む福島県沿岸部〈浜通り〉で、日本郵便が小高郵便局(南相馬市)から約9km離れた浪江郵便局(浪江町)まで運行して注目を浴びた。

 このときの所要時間は約15分。
 機体監視の補助者を必要としない、新らしいドローンの性能は、重さ2kgまでの荷物を最高時速54kmで運べるとのこと。
 日本郵便では当面、月6日間、1日最大2往復で運用の予定、とのことだったが。
 あれは、その後、どうなったろう……

 アイディアはほかにも。
 NECは、人やモノを乗せて空中を移動する「空飛ぶ車」の試作機を公開、浮上実験をして見せ(8月)。
 23年にまず、物流輸送での実用化を目指す。

〈宅配〉の分野では、ネット通販の大手「楽天」が小型のドローンを使った実験を進めているし。
 アメリカでも「アマゾン」や、配車の「ウーバー・テクノロジーズ」が、やはりドローンによる宅配サービス開始を発表している。

  ……………

 ここまで紹介してきて。
 いま、ふと、ぼくは〈頭上の脅威〉を想った。
 宅配ドローンや、トラックなみの物流無人機が万が一(落ちてきたら…)、考えるだけでもオソロシイ。

 軍事では、無人偵察機無人破壊攻撃機が、もはやフツウになっている。
 そのながれを、なんとしても喰い止め、なんとか平和利用に特化してもらわないと、ボクたち、おちおち道も歩いていられない……