どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

ちょっとヒトコト…フタコト…ミコト ~No.86~  わが家の、ことしの収穫…今シーズンは低調だった

-No.2218-
★2019年10月18日(金曜日)
★11.3.11フクシマから → 3144日
★ オリンピックTOKYOまで →  280日
★旧暦9月20日、更待の月
(月齢19.7、月出19:58、月没09:36)









◆高温障害

 ことしは、冬の厳しい寒さが長く尾を引いたせいで、春野菜の植え付けも遅れた。
 けれど、そのわりには、ラディッシュ、ベビーリーフ、コーンサラダなどの蔬菜類は、たっぷり食卓をにぎわしてくれた。が…

 梅雨入りの頃から始まった炎暑熱は、半端なものではなく地面を焼いて、これにはさすがに、乾燥地帯原産のトマトも水をもとめて喘ぐありさま。
 枝葉ばかりが伸びて、実入りは少なかった。

 そのトマト。
 昨年の高知「徳谷トマト」につづいて、ことしは、いま人気の高級品、静岡「アメーラ・トマト」を、自家採取の実生で育ててみたのだった…が。
 結果は、やっぱり一代雑種の先祖返りで、ただの…ごくふつうのトマト。

「あめーら(甘いだろ)」どころの騒ぎではなくて。
 苗を買って育てろ…ということなのだろうが、家庭菜園でも実生(タネから育てる)の楽しみがなくなる…というのはどうか?
 大手種苗会社の独り勝ち、日本国内で流通している野菜の種の、ほとんど(80~90%という)が海外で採取されたもの、と聞けば、なにやら空恐ろしい……

  ……………

 ナスは(これは苗を買ったもの)、よく実った。
 なにしろ〈水好きな〉な作物。この夏の日照りつづきは「水やり」に苦労したけれど、数こそ少なかったとはいえ、(まぁまぁ…)のでき。
 秋茄子の収穫を目指して、茎丈を半分くらいに切り返し(更新)剪定したら…なんとか4つ5つは穫れた?
 
 この夏の露地栽培ものは、明らかに「高温障害」で、作物はみな吾が身を保つのが精いっぱい、実をつけるゆとりが失せていたようだ。まぁ、家庭菜園にありがちな栄養(肥料)不足もあるだろうし……

 いうまでもなく
 ボクの素人農法というか、プロから見たら〝粗放〟に近い手入れ不足の結果でもあるのだ、けれど。
 
 ことしは果樹も不良、姫リンゴは実をつけたけれど熟さず、柿なんかは花は咲いても実を結ばなかった。

 花は…まぁまぁ、咲いてくれたことを想うと、〈開花〉と〈結実〉に要する栄養エネルギーの差を痛感せざるをえない。

  ……………

 外(庭)だけではない。
 室内で、毎シーズン収穫を愉しんでいるスプラウトも、「高温障害」に泣いた。
 蒸し暑くなってくるとともに、水栽培のスプラウト種子が、育つ前から腐ってしまう。
 冷房の部屋に置き、水替えを1度から1日2度に増やしても、効果がなく。

 そのタネの腐れたニオイというのが、生命の輝きに育ちきれなかった憾みをのこす…感じで、たまらない臭さに辟易、ついにことしは夏季休養。
 秋たけなわの再開を待っていたら、一気に寒くなって、こんどは慌てている……

  ……………

 プロの農家が栽培する作物でも、野山の幸でも、ことしは高温に悩まされたらしい。
 しかし、そこはプロ。素人とはチガウことを知らせてくれる、のは…毎年のことながら。

 春に、根曲り竹の子を送ってくださった信州志賀高原、旧知の湯宿からは、秋になるとさっそくに、ブドウが届いた。
 (写真は、パプルシャイン・マスカットといって、皮ごと食べられる種なしブドウ)
 その後を追うように、北海道〝メークインの里〟厚沢部〔あっさぶ〕町の農家からは、種芋をつくる畑からのおすそ分け。

 一気に、天高く馬肥ゆる秋の訪れ。
 台風19号の被害が心配されたけれど、さいわい、これらの産地はいずれも、たいしたことがなくてすんだ…知らせがあって、ホッとしている。