どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

渋谷ゆらめく -其の参- /          公共放送…NHK(日本放送協会)は安泰か…!?

-No.2180-
★2018年09月10日(火曜日)
★11.3.11フクシマから → 3106日
★ オリンピックTOKYOまで →  318日
★旧暦8月12日
(月齢11.1、月出16:00、月没01:18)





◆「はぃ、NHKさんは、こちら」

 渋谷区役所の、通りひとつ挟んだ向かいは、NHK。
 いうまでもない渋谷は、〈NHKの街〉の側面をもつ。

 通りからは、NHKホールの 建物が見える。
 ぼくは、(NHKは安泰か…!?)と、懐疑的に想う。

 こんどの参院選では、「N国党」(NHKから国民を守る党)が山本太郎ひきいる「令和新選組」とともに支持を集め、当選者を出したうえに、揃って政党要件を充たして〝諸派〟から脱してみせた。

 「N国党」の主張は、NHKの〈スクランブル放送化〉。
 つまり、「観たい者だけに有料で配信すべきだ」という。

 このことに、ぼくには、ひとつの感慨があった。
 
 ぼくも、もうずいぶん前のことになるが、じつはNHK受信料の不払いに挑んだ時期がある。
〈選択視聴制〉にすべき、ということでは、同じで。
 少なくとも、「それなら観たくない」選択の余地が、国民になければならない、ということだった。

 2000年の前後に、NHKでは不祥事の数々があったわけだが……
 ぼく個人にも、〝NHK体質〟を見せつけられる体験が、いくつか重なってあった。

  …………

 ひとつは、あるチャレンジ旅の途中でNHKの番組から出演の依頼があり、これが移動中の九州から東京のスタジオへ来てくれないか…という、乱暴すぎる話しで。
 まだ若かったボクは、(ジョウーダンでしょ!)即座にお断りしたのであった。

 また、お祭り好きなボクは、各地の祭礼を取材して歩いた時期があるのだ、けれども。
 その、いくつかの場面で、「NHKさんは、こちらへ、どうぞ」と、主催者から特別席をあたえられるのが、唯一の、公共(国)の、全国放送網を握るNHK取材陣なのであった。

 そんなふうに、あからさまに媚びる主催者側にも腹が立ったが、そもそも、NHKにそっぽを向かれては成り立たない事情がワカッテみると、政府(総務省)の外郭団体、特殊法人の権威を背にした傲慢がイヤラシかった。

 (とくに中央からは遠い)地方での、NHKの存在は、ほとんど自衛隊と同等…といってもいいくらいなのであった。

 ほかにも、まだあるが……
 要は、そんな体質をいまだに秘めるNHK、ということ。

 それゆえ、抵抗をこころみたNHK受信料不払い。
 その頃、受信料は集金人が集めに来て、支払い拒否をする家は、ベテランの担当になり。
 ずいぶん、ねちねちとシツコイ攻勢があったことを覚えている。

 結局は、4~5年でいったん〈矛〔ほこ〕をおさめ〉たわけだが、そのワケは、集金人の対応にボクが専念できるわけだはなかったことによる。
 亡くなった母や、かみさんに、このイヤな役目はさせられなかった。
「だって、観るでしょ」には勝てなかったし、「映るから観てるだけサ」は理由として脆弱にすぎる。 
 
  …………

 NHKホールには、この冬。NHKらしい催し
 第19回『地域伝統芸能まつり』を観に行き、「盛岡さんさ踊り」(岩手県)や「花輪ばやし」(秋田県鹿角市)、「早稲谷鹿踊」(宮城県気仙沼市)や「長崎くんち龍踊」などを観てきた。
 応募に当たっての観覧は、これで2度目。

 同じく、これぞNHKの
紅白歌合戦」の応募には、まだ一度も当たっていない。
 いまNHKでは、公開番組などへの応募を「視聴料を払ってくださっている方」にかぎっており…つまり、それだけの不払い者が、まだ相当数あることを物語る。

 NHKという公共放送は、〝国営放送〟でこそない…けれど。
 いくら「N国党」がガンバっても、「ぶっつぶ」されることはないだろう。
 政権にとっても、唯一全国区を縄張る公共放送の魅力は手放せない。
「不偏不党」に見せかけながらの、政権寄り放送はこれからもつづくだろう。

 しかし、時代のうごきは〝安泰〟を許しそうもない。
 テレビという媒体そのものが、存続の危機に立たされている事実にはキビシいものがあるし。
 他のメディアもふくめて、ジャーナリズムがいかに生きのこるか…は、もっとキビシいゲンジツに直面している……

 NHK放送センターの敷地の、すぐ右には、国立代々木競技場。
 その向こうには、代々木公園から明治神宮の森にかけての広大な緑地が、ついに来年にせまったオリ・パラ競技会の開催を待っていた……

 勝負どこです「NHKさん」!