どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

台風15号〈首都圏直撃〉か…の吾が家の顛末

-No.2179-
★2018年09月09日(月曜日)
★11.3.11フクシマから → 3105日
★ オリンピックTOKYOまで →  319日
★旧暦8月11日
(月齢10.1、月出15:16、月没00:25)


※きのう8日(日)は、二十四節気の「白露(秋気くわわる頃)」、同時に七十二候の「草露白(草に下りた露が白く光る頃)」でした。台風一過で秋深まるか…。




◆「避難準備情報」が流れるなか…打ち上げ〈花火〉の〝怪〟

 (これは東京都町田市のハナシです)

 2019年晩夏9月。
 台風15号が、中部(南ではない…)太平洋に発生したとき、イヤな感じがしました。
 その警戒感は、間もなく発表された進路予想が、南東から北西方向へとカーブしながら、東京湾直撃をうかがうカタチに示されて、決定的になりました。

 上陸マチガイなし!
 アプローチ距離が短いぶん、巨大な勢力にまで発達する怖れはないものの。
 大洋でたっぷり吸い上げた水蒸気、暴風雨雲を発達させきった勢いそのままの上陸は脅威です。

 いつもコース、南から列島を北上してくるとか、いったん日本海に出たあと列島を横断してくるとか…というケースとはちがって、勢力の減衰するヒマがないからです。

 厳重警戒セヨ!
 気象庁ほかの報道機関から、間断なくながされる情報にうながされるまでもなく。
 ぼくは、家の外まわりの片づけは、上陸予想1日前にはすませました。
 発生からわずか3~4日での襲来に、その進路・速度にヤキモキするヒマはありません。
 その意味では、気の短い都会人向きの台風パターン、と言えなくもありません。

 町田市でも横浜寄りのはずれに位置する吾が家のあたりは岩盤の堅い高台。
 したがって、出水の心配はまずありません。
 あるとすれば風による被害、それと傾斜地の土砂崩れ、あとは郊外の高台ゆえのインフラ事情、災害があったときの水道・電気・ガスの復旧の遅れを覚悟しなければなりません。

 ……………

 そうして、きのう8日、日曜日。
 ふだん以上に混雑した、近所のスーパーでの買い物をすませ。
 もういちど、外まわりの確認をして。

 午後になると、断続的な驟雨にみまわれはじめ……
 (掲載写真は、その台風驟雨で大きく育った雨粒が陽光を反射、吾が家の軒先に創り出したいっときの光輝です)

 夕食の頃には、町田市からの「避難準備情報」が、メールなどを通じて発表されはじめました。
 河川沿いの低地など、警戒地域に在る家の住人は、「イザというときに備えて準備をしておくように」ということデス。

 首都圏への上陸は翌くる9日、月曜の未明3時頃と予想されており。
 直近の進路予想を見ても、首都圏直撃はいうまでもなく、町田付近に向けて台風の中心〈まっしぐら〉といった状況に、イヤでも緊張させられます。

 なぜ〈まっしぐら〉とまでワカルのか…疑問をいだかれる方もあるでしょう、が。
 気象予報の地図を見てもらえば、一目瞭然、東京都下、西の外れから神奈川県横浜市の方へ、〝盲腸〟みたいに垂れ下がる部分がある…そこがまさしく町田市の吾が家あたり、というわけ、なのデス。

 刻刻と伝えられるニュースが、台風の接近を知らせてきます。
 中心付近の気圧960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速40m、瞬間最大風速は60m。
 さいわい〝超〟がつくほどの大型台ではない、けれども〝強い〟台風にはチガイない。

 しかし、これも台風が接近するときのキマリで、いよいよ接近する直前には〈嵐の前の静けさ〉というトキがあります。
 
  ……………

 ふだんは、まぁガンバって起きているのは10時すぎくらいまで。
 この日は、11時ころまで粘った末に、家じゅうの、雨戸を閉め(雨戸を閉じるのは直前です、それまでは外の様子がワカラナイといけません)。

 台風の進路が少しでも東へズレてくれるように祈って(台風特有の反時計まわり風が強くなるのは進路の右側)、就寝しました。
 翌3時頃には暴風に叩き起こされ、とても寝てなんかいられない…でしょうから。

  ……………

 ところが、翌朝、ぼくが目覚めたのは、ナント…空が白みはじめた5時頃。
 叩き起こされる、どころか、(ナニこの静けさは…)という不審感からでした。

 小窓を開けて見ても、たしかに強い風はあるものの、それも、木の葉や小枝が吹き散らされている程度にすぎません。
 (台風が直前まで来てトツゼン消滅?…)なんてことはアリエマセンから、どうやら進路が切望の方角へ少しズレてくれたらしい…。

 スマホの台風情報を確認して見ると、「午前4時頃、千葉市付近に上陸」とのこと。
 かみさんの証言によれば、2時半だったか3時頃に「いっときゴーっと来たわよね」とのこと。
 (ぼくはマルデ気がつきませんでした)

 さすがの〈強い台風〉も…すぎてしまえば、まことにアッ気ない。
 いつもの、この島国に特有の、恒例行事。
 テレビの画面にも、流れるのはもっぱら〈事後報告〉ばかり。
  
  ……………

 ぼくは、思うのデス、が。
 近ごろは〝激症〟傾向にある気象に対して、「線状降雨帯」とか「線状積乱雲」とか、注意喚起の名付けが流行りです、けど。

 もともと陽・雲・雨・風といった気象のすべては、「団塊」か「線状」なんですよネ。
 どんなに激しい気象といえども、どこまでも広がることは、ありえない。
 …ということは、つまり、災害に見舞われるか…否か…という状況にしても、この「団塊」あるいは「線状」に在るか…それとも外れるか…にかかっているワケです。

「予報(予想)が外れた」のではなく、「災害帯に入らずにすんだ」わけで。
 こういう考え方ができるようになれば、「防災」ではない「減災」の効果もあがっていくでしょう。

 昨年でしたか、新幹線の急な「予告運休」があったときには、さすがに「急にすぎる」感があった鉄道の「計画運休」。しかし、
 今年は、各社それぞれの事情に合わせながらも、JR東の全線計画運休をはじめ、それなりに計画徹底されてきて、まだくふうの余地ありとはいえ、トータル結果は「よかった」ようで。
 これなんかも、ギリギリまで運休なしでガンバルのが、けっしてベストではない、頭の切り替えができたのは〈進歩〉だと思います。

  ……………

 ただ
 ぼくの地域では、こんな信じられないコトもありました。

 近所に成瀬杉山神社があります。
 9月吉日の祭礼に、打ち上げ花火があることでも知られています。
 それが昨日8日でした。

 さすがに「ことしは中止だろうね」と思っていたのですが。
 夜7時になったらド~ンときたんで、ビックリ。
 台風の接近する前の、そのときは、雨こそ上がってはいたものの、町田市からは「避難準備情報」が出されたばかりのとき。
 
 まぁ…たいした規模のものではなく、30分ほどですみました、けれども。
「市民に注意を喚起する」目的だった、とも思えません。
 市には届けが必要だったはずだし、市から「中止要請」もなかったのでしょうか?
 その時と場合を思うと、「なにを考えているのか」、その気が知れませんでした。

 もっとも、それも大過なく台風がすぎ去ってしまえば。
 こちらにも、あえて文句を言うほどの気はなくなっていましたっけが……