どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

ちょっとヒトコト…フタコト…ミコト ~No.81~  海の遭難者を空から救え

-No.2176-
★2018年09月06日(金曜日)
★11.3.11フクシマから → 3102日
★ オリンピックTOKYOまで →  322日
★旧暦8月8日、上弦の月・半月
(月齢7.1、月出12:32、月没22:46)






★にぎやかになった…この星の上空★

 車を運転して、どこを走ってもシッカリ現在地を把握・追跡され……
 スマホを手に、あれこれのサービスにアクセスすれば、自身のイマを知られつづける……

 つい、このあいだまで
 GPS(グローバル・ポジショニング・システム=全地球測位システム=地球上の現在位置を測定する衛星測位システム、1993年~アメリカによって運用)だけでも、充分に驚異(同時に脅威)だったのに。

 それが、いまは
 準天頂衛星システム(GPSを補完、日本およびアジア太平洋地域向け利用可能の航法衛星システムで、2010年~日本=宇宙開発戦略推進事務局が運用)だ、という。
 
 これ、つまりは
 GPSが、軌道のことなる複数の衛星によって全地球をカバーする測位システムであるのに対して。
 準天頂衛星システム(QZSS)は、日本のほぼ真上(準天頂)を巡る軌道を飛ぶ衛星「みちびき」によって、より正確(誤差は数cmという)な位置情報を獲得する。
 …ということ。

 QZSSが準天頂をカバーしつづけるリクツは
 衛星自体は地球を周回しながら、地球の自転によって、地表から見ると衛星の軌道は相対的に8の字を描く。
 …ことによるらしい(ボクが理解しきれているワケではない)。
 18年末からは4機体制、24年度までには7機体勢になる予定だ。

 わかりやすく実用場面での成果をあげれば…
 この準天頂衛星システムのおかげで、①農業ではトラクターの自動化、②交通では自動車の無人走行、などなど。さまざまな試行が行われている。
 
 ならば、水難救助システムにもこれを役立てよう、というアイディアが生まれた。
 開発を進めるのは、ソフト開発会社「M・S・K」(埼玉県所沢市)。
 
 システムは、こう働く
 人が海に落ちた場合。救命胴衣にとりつけた小型端末の「塩分センサー」が、海水の塩分濃度を感知して自動的に作動、電波を発信。
 電波が準天頂衛星「みちびき」に届くと、海難の正確な位置(緯度・経度)情報が「グーグル・マップ」に落とし込まれ、周辺を航行する船や海上保安庁に伝えられる。
 
 ……………

 毎年、夏の「水の事故」は、数の増減を別にして、とにかく繰り返される。
 注意力を上まわる自然の力もあれば、それを見くびるアマさも指摘される、が。
 なにしろ、無くなることなく繰り返される事故だから、あとは、もう迅速な救助あるのみ。
 水上ではとくに、ピンポイントの現場特定がカギになる。
 新システムの完成は年内にも…という。

 それにしても、必須の条件は「救命胴衣に端末をとりつけること」、いうまでもない。
 しかし、マリンレジャーや船の事故で亡くなる人の、半数以上が〈溺死〉でありながら、必要な〈救命胴衣着用率〉はいまだに50%以下だという。
 
「助けたくても助けられません」という状況からの脱却が先決ダ!
 (動物としてのヒトの、生きのびる力の〝劣化〟を、どう防ぐか?…)