どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

《11.3.11》被災地東北2018さんりく巡礼 / <報告記49>-苫小牧港①-北海道胆振東部地震…支援隊続々

-No.2117-
★2018年07月09日(火曜日)
★11.3.11フクシマから → 3043日
★ オリンピックTOKYOまで →  381日
★旧暦6月7日、上弦の月
(月齢6.7、月出11:28、月没23:41)





◆苫小牧港…騒然

 船(フェリー)の旅には、航送の荷役に手間どることから、時間待ちにゆとりが欠かせない。
 ふだんでも、予約をしてあっても、出航の1時間前には港に行って待機する。
 繁忙期のキャンセル待ちともなれば、半日待ちくらいの覚悟がいるのだ。

 北海道胆振東部地震の翌日、苫小牧港から大洗港茨城県)への船便には、急遽帰途につく旅客たちの集中が予想されたから、ぼくらは厚真町での取材を早めにきりあげたのである。

 港までの道路に、目だつほどの混雑は見られなかった…が、フェリー・ターミナルへの取り付け道路に入ると、一気に車両の数がふくれあがった。
 いつもなら、入船時刻外には少ないはずの下船車両が、この日は、すこぶる付きに多い。

 あらためて見るまでもない、各地からの救援・支援車両群が、ターミナル背後の駐車場に整列し、あるいは、とりあえず路肩に並んで、指揮官の指示を待っており。
 人員はそれぞれに、関係機関との連絡に余念がない。
 全道ブラックアウトという事態をうけて、北電(北海道電力)支援に向かう東北電力チームの緊急支援隊が、なかでもめだっていた。

 こういう場面に遭遇すると、ぼくは、やっぱり、黙って見すごすことができない。
 車を駐車場の手前隅に寄せて停め、カメラを手にしばらくシャッターかせぐ……

 やっと岸壁の駐車場に入って乗船待ちの車列に並ぶ…と、すでに全体の半分くらいに位置していることが一目瞭然と知れる。
 ターミナルでは、船会社の整理員が出て乗船手続きの列が整理され、その列が見る見る階段を上がり、Uターンしてまた下りて来る…といった按配。
 キャンセル待ちには、繁忙期にのみ見る整理券が配られていた。
 
 まさしく、港は騒然。
 ぼくたちの予約した席も、このたびは「コンフォート」と呼ばれる、いってみればカプセルホテルのように狭いベッドルーム。

 いつも、この《11.3.11》被災地巡訪の旅では、しめくくり帰郷の「おつかれ」船便には個室をふんぱつしてきており、<席予約変更>もアタマにはあったが、どうやらそれどころではない情勢に…覚悟をきめてアキラメ、そのまま手続きをすませた……