どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

ちょっとヒトコト…フタコト…ミコト ~No.69~ 「かっとび」噺①-ペンギンたち-

-No.2116-
★2018年07月08日(月曜日)
★11.3.11フクシマから → 3042日
★ オリンピックTOKYOまで →  382日
★旧暦6月6日
(月齢5.7、月出10:21、月没23:08)


※きのう7日(七夕)は二十四節気の「小暑(いよいよ暑気に入る頃)」であり、同時に七十二侯の「温風至(暖かい風が吹いてくる頃)」という…つまり「夏だぞう」ということなのだが。まだ梅雨の最中だ……。








★ぼくは「かっとび」が好き!★

 「かっとび」といっても、それは、あくまでも身体の動きや身振りであり、るいはまたファッション(姿かたち)の噺で、他意はない。
 …といっても、「かっとび」風情を感じさせる生きものはみな、こころもちまで<そんなふう>に元気印に思える。

 なにか…どこか…が、ふつうではなく(おとなしくはなく)、跳ねている。
 まぁ、ざっと、そんなぐあいの「かっとび」だから、けっこう仲間がいて。
 きょうは、その第1回。

★姿も泳ぎも「かっとび」のペンギン四天皇

 ペンギンの仲間で、もっとも有名なのは、南極の氷原に生きるコウテイペンギンだろう…が。
 ペンギンの仲間には6属19種があって、動物園などに見られるのはフンボルトペンギン、マゼランペンギン、ケープペンギンといった、温帯に棲息する(冷房設備の要らない)ペンギンたち。

 では…さっそくに「かっとび」王座をうかがう候補、4天皇をあげていく。
 上掲フォト左から、キマユペンギン、イワトビペンギン、マカロニペンギン、ジェンツーペンギンである。
 なお、「海を翔ぶ」と表現されるペンギンはみな、ひとしく泳ぎが素早く、鋭い。
 したがって、ここではイメージおよび風情の「かっとび」勝負になる。
 あなたなら……どれ!?

 第1のコース、キマユペンギン
 ニュージーランドにのみ棲息する固有種で、和名「フィヨルドランドペンギン」。嘴の基部から眼の上部、後頭にかけて太く黄色いすじ模様があって、後頭部の冠毛が「かっとび」。姿では一番の評判だが、ざんねんながら日本の動物園にはいない。

 第2のコース、イワトビペンギン
 やや小型で、頭部(眼の上)の大きく広がる黄色い飾り羽(冠羽)が女性に人気。眼と嘴が赤、脚はピンク。
 特徴はもうひとつ、他のペンギンのようなヨチヨチ歩きはせず、その名のとおり「両脚を揃えて飛び跳ね」て進む。かわいく見えても性格は攻撃的…だが夫婦愛はつよい。

 第3のコース、マカロニペンギン
 やや大型の身体相応に、眼の上に生えたオレンジ色の羽(冠羽)が「かっとび」。イワトビペンギンなどと共に南極周辺に棲息する同属の主役級で、「マカロニ」の語源は「伊達男(18世紀イギリスの流行り言葉で、当時イタリアの流行最先端に敏感なオトコのこと)」だ…が。オレンジの冠羽が「くどすぎる」という評もある。

 第4のコース、ジェンツーペンギン
 こう見えても、コウテイペンギン、キングペンギンに次ぐ3番目の大きさ。両眼の間をつなぐ白い帯模様(これをターバンに見たてた英名「異教徒」が語源)が粋な「かっとび」。眼(虹彩)の茶色もシブい。
 長所は性格の温順なことで、「オンジュンペンギン」の和名があたえられているほど。

 じつは、ぼくの「かっとび、いちおし」がこのペンギンで…。
 冒頭で泳ぎの速さはみな同じように言ったけれど…じつはジェンツーが最速で時速35kmに達するといわれ。陸上の歩きも、ほとんど<疾走する>ように早い。

 ちなみに、ペンギンの脚は短足の代表のようにいわれるけれど、それは外見、脚の大部分が皮膚に隠れているためにすぎない。
 ジェンツーペンギンは、この不利な<足枷>をものともしない勢いでフル回転させ、海辺から内陸の繁殖地までの間を猛スピードでもじどおり「かっとんで」行く……