どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

ちょっとヒトコト…フタコト…ミコト ~No.57~  災害避難のシステム化①-避難所を自動解錠せよ-

-No.2070-
★2018年05月23日(木曜日)
★11.3.11フクシマから → 2996日
★ オリンピックTOKYOまで →  428日
★旧暦4月19日、寝待の月・居待の月
(月齢18.6、月出22:46、月没07:59)







★担当者がいない…カギが開かない!★

 今回は、クイズから。
 上の、2つのピクトグラムはそれぞれナニか?

 左がワカル人には、右も簡単に類推できるし、鍵のヒントまで付いている。
 どこかの広告クイズみたい、バカみたいにやさしくてモウシワケない。
 万が一のため明かしておくと、左が「非常口」、右が「避難所」。

 <避難>も<訓練>だと、こんなことはまずありえないのだけれど。
 突然の<非常事態>だと、あってはならないはずのことが、ありうるから、コマルことになる。
 なんとか避難所まで逃げてきたのに、肝心の避難所のカギが開かない、なんてこった!

  ……………

 よくあるケースを、想定してみよう。
 学校が、地域の避難所になっている。そのカギを預かっているのは、担当の先生か職員。たいがい近くに住む人の担当にはなっているが、いざというとき、その人がすぐ駆けつけられるとはかぎらない。絶対最終条件は担当者が無事であること…だから、その人が被災していれば開かない。あとはコジ開けるなど非情手段に訴えるしかなくなる。

 自治会や町内会で所有している防災倉庫だって、同じこと。カギは担当者が保管している。

 じゃぁ…どうすりゃいいんだ!
 この発想が、いつも不可欠なのだけれど、なかなか、ヒトの頭というのはどうも、面倒なことは回避したがるようにできている。

  ……………

 その発想から、システム化を考え、テストの結果、その有効性を確認して、全国初の本格導入を決めた自治体がある。
 まずは、それを提言した人、うけとめた人に、敬意を表しておきたい。

  ……………

 その自治体は、兵庫県加古川市
 自動解錠システムの仕組みは、放送波(テレビの地上デジタル放送移行で空いた周波数帯を利用した「V-Lowマルチメディア放送」のうち、自治体が防災用途で情報配信できる仕組みを使う、そうな)を利用。
 屋外スピーカーや戸別防災ラジオの端末からは音声を流す一方で、電波による遠隔操作で各避難所の「鍵ボックス」を一斉に開ける、という。

 このシステムは、DXアンテナ(神戸市)が開発。
 「職員の駆けつけるまでの時間を無駄にしない(住民の手で迅速に避難所を開設できる)画期的な仕組み」と、防災専門家も高く評価するこのシステム。
 加古川市では、試験的に設置した避難所で避難訓練をするなど、テストの結果、有効性を確認。避難所指定の市内16ヶ所の学校に設置して、この春から運用に入るとのことだ。

 「これはいい」と思う。
 このシステムなら、「津波に備えて水門の自動閉鎖」なんかにも使えるじゃないか。

 DXアンテナが設定する価格は知らない、が。
 せっかくの有用なシステム、ぜひ全国どこの自治体でも導入できるようなものにしてもらいたい、と想う。