どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

ちょっとヒトコト…フタコト…ミコト ~No.52~ ことしの「ホワイトデー」噺

-No.2055-
★2018年05月08日(水曜日)
★11.3.11フクシマから → 2981日
★ オリンピックTOKYOまで →  443日
★旧暦4月4日
(月齢3.6、月出07:10、月没21:51)






★「ドロップファーム」のプラム型トマト★

 噺は、ひと月ほど前のことになる……

 ぼくの<バレンタインデー>は、いま。
 かみさんからのプレゼントをのぞくと、姉と二人の姪が「三姉妹」と称して贈ってくれる〝敬老チョコ〟だけになった。

 このお返しに、毎年あれこれ智慧をしぼる。
 ことしは熟考の末、「ドロップファーム」(水戸市)のトマトにした。

  ……………

 近ごろのトマトは、すっかり〝野菜〟から〝果物〟への移行がすすんで名称も「フルーツ・トマト」になって、そのぶん値段もだんだんに上昇傾向にある。

 ぼくが、それ以前からトマトにハマっていることは、すでに述べた。
 それは、「桃太郎」の品種には瑞々しさが欠けている…と感じ、静岡の農家にお願いしてむかしの品種の「農林何号」だったかをわけていただいたことから始まった。
 
 美味しいトマト。 
 日本一の産地として有名なのは「塩とまと」の熊本で、高知の「徳谷とまと」はフルーティーな甘さを誇る。
 さらに、近ごろは一段と品種改良が進歩して静岡の「あめーら」など、甘味を追求したものが主流をしめる。
 それはそれで佳い、が……

 甘味を追い求めるあまり、こんどは瑞々しさや蔕〔へた〕独特の香りがうしなわれてきた。
 このうち、トマトの蔕の香りというのはかなり独特で、個性的(そこがイイのだ…けれど)にすぎるから、いまどきはもう、ざんねんんがら流行らないのかも。
 だから、これはもう、やむをえないのかも知れない、が。

 せめて
 〝甘さ〟と〝瑞々しさ〟の共存だけは、どうかアキラメないでほしい。
 その、ひとつの<快答>が「ドロップファーム」のプチ・トマト。
 専門的には「プラム型トマト」というらしく、ここでは「美容とまと」の商標を登録している。

 栽培品種は、「赤アイコ」「イエローアイコ」「小鈴(小丸)」「フルティカ」の4つ。
 届いたとき、すぐに歯をあてるとプチっとはじけて、やや皮の硬い食感だったが、2~3日おくとほどよくなって、〝甘さ〟と〝フルーティー〟のマッチングも佳い。

 女性オーナーが営む「ドロップファーム」の栽培法は、「アイメック」と呼ばれるフィルムを使った特殊な農法で。
 トマトが生きるのに必要最小限の水と肥料(アンデス原産のトマトにはむしろ乾燥気味がよい)とで、トマト本来の力をひきだし、糖分やアミノ酸をたくわえる、という。

 ぼくは、本質的に〝土〟を愛する者だ、けれども……

 この農法による、その結果。
 一般のトマトと比べて、リコピン(美肌効果をもつ赤色色素)は約2.4倍、ビタミンCは約2.5倍、リラックス効果が期待されるGABAも含まれている、とのこと。

 ふと、カラッと眩しい青空を仰ぐ気分に、ひたっている。

dropfarm.jp