どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

《11.3.11》被災地東北2018さんりく巡礼 / <報告記20>-登米市-もくもくハウス

-No.1987-
★2018年03月01日(木曜日)
★11.3.11フクシマから → 2913日
★ オリンピックTOKYOまで →  511日
★旧暦1月25日
(月齢24.6、月出02:39、月没12:44)


※きょうは、七十二候の「草木萌動(そうもくめばえいずる)」。これはもう、説明…要りませんネ、そんな按配になってきました。ちなみに、きのうまで2月中の積算最高気温は、28日で計312℃。桜が開花する目安の600℃の半分を超えました。この調子でいくと、東京都心で23日頃の開花、現実になりそうな気配デス。








◆津山杉と油麩の里

 三陸の沿岸を、石巻市から北上川を越えて北に行けば、南三陸町
 北上川を遡れば、登米〔とめ〕市。 
 登米市は、宮城県の北端に位置して、県境の向こうは岩手県

 登米は、地名からも想像がつくとおりの米の名産地で、農林・田園の成り立ち。
 多くの渡り鳥が飛来する伊豆沼でも知られるが、ぼくは北上川で獲れる天然ウナギの蒲焼きで知っている。

 北上川の天然ウナギの蒲焼きを、登米の米飯にのせた鰻丼なら、こよなく美味かろう。
 …とは思いながら《11.3.11》からこの方、沿岸に目を奪われつづけている いまはまだ 味わうチャンスに恵まれていない。

 こんどの旅でも、(登米のウナギで昼飯)の想いは脳裡にあったが、列島を北上する台風の影響で冷たい雨つづき、行程のスケジュールをくるわされて実現しなかった。

 ままよ…せめてもの〝験直〔げんなお〕し〟にルートを変更。
 北上川沿いに、国道45号を登米市柳津〔やないづ〕まで行き、旧気仙沼線の線路伝いに志津川湾南三陸町)へ出てみることにした。

 しかし……
 おもく低く雲が垂れ籠めた日の、海の眺めはユウウツだったけれど…それは川の景でも、山の景でもおなじこと。
 気分ふさがれて、肌寒いのに、眠気がさしてくる。
 こういうときは、なんでもいいから(エイヤッ!)とばかりに、踏ん切ってみるにかぎる。

 折から前方左手に、大きなゆとりの駐車スペースが見えて、そこに乗り入れた。
 そこは道の駅、津山「もくもくランド」。
 クラフト・ショップ「もくもくハウス」に入ると、フワッと杉の木の香に迎えらえて、ぼくの気分はガラッと験をとりなおす。

 ぼくは、いうまでもない「木の国」の人。
 (なにか見つけよう)
 (探そうネ)
 かみさんと目顔でうなずきあって、買い物モードにスウィッチ・オン。

 ここ登米市津山は、「津山杉」で知られる林業地。
 自慢の杉材に、さまざまなデザイン、加工の工夫を凝らして、来客のニーズに応えようとしている。

 それがウレシくて、物色してまわったすえに。
 「ピン・クッション」と「木製マウスパッド」をゲット(上掲、下右の写真)。
 ピン・クッションは、(いま考慮中)かみさんとコラボ製作品の参考に、マウスパッドは帰宅後ばっちり吾がパソコンデスクで活躍している。

 ついでに、別棟のレストランで昼食を…と思ったら、その店名がなんと「木里口〔きりくち〕」。気が利いている。
 この店のベテラン母さん、手づくりのもてなしに舌つづみ。
 ぼくは、登米名物「油麩」入りの手打ち蕎麦、その食べ応えに…余は満足。

 旅には、こうしたことがよくある。
 こうした、思いがけないできごと、キッカケが旅をさせる、といってもいい……

東日本大震災登米市の被害】

  〇震災前の人口 83,969人(2010年10月国勢調査時)
  〇震災後の人口 79,768人(2019年1月末現在)

  〇直接死者  なし
  〇関連死者 10名
      (計10名)
  〇行方不明者 3名

  〇全壊家屋   201棟
  〇半壊家屋 1,801棟