どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

ちょっとヒトコト…フタコト…ミコト ~No.26~ 「ちょっと待ったぁ!」サクラの開花予想

-No.1957-
★2018年01月30日(水曜日)
★11.3.11フクシマから → 2883日
★ オリンピックTOKYOまで →  541日
★旧暦12月25日、(月齢24.4、月出01:56、月没12:34)
*きょうは、七十二候(略本歴=日本)の「鶏始乳(ニワトリが卵を産み始める)」……(う~ん、そうなのかなぁ)。それより、ここは(宣明歴=中国)の「水沢腹堅(沢に氷が厚く張りつめる)」方があたっていると思うのだけど…*






★せっかく計算してみようと思ってたのに!★

 2019年、改元の年も早や、ひと月が経ち……

 ぼくの手帳の、2月の冒頭にひとつ、赤字の注記がある。
 去年〔こぞ〕の春、たまたま入手した情報から心覚えにメモっておいたのを、新しい年の手帳に移記したものである。

 メモ書きは、こうだ。
「桜の開花は、2月1日からの最高気温、積算して600度を超えるときに起きる」

 ほんとに(そうだったのかぁ!)…か、どうか、確かめてみたくなった。
 
 毎年、桜の開花にはこころが浮く。 
 身体でいえば、すじ(筋肉)の凝りが解け、うごきたさにウズウズしてくる。

 桜の開花予想は、祭りの「ふれ太鼓」である。

 真っ先に咲く桜花は1月、沖縄のカンヒザクラ(寒緋桜)からだけれど。
 全国規模で開花が予測されるのは、ソメイヨシノ
 <桜前線>が北上を始めると、天気図の気圧配置そっくりの、地形にも影響される日日〔ひび〕日日〔にちにち〕の移り変わりが、あらためて、列島であるこの国の成り立ちに想いを馳せさせるのが、いい。

 ……といっても、<桜の開花>そのものも、昔と今とでは、すでに様相が違っている。

 以前の日本では、同じ桜花といっても、その地方地方によって少しずつ、別の種・別の株へと移っていきながら、さまざまに咲き競ったものだ。
 それがソメイヨシノに代表され、桜前線として表現される普遍性をもつにいたったのは、このソメイヨシノというのが、じつはクローン(同一の起源=遺伝情報を持つもの、クローンの原意は〝挿し木〟)であるために、株ごとのばらつきも少なく、いっせいに咲きほこるからである。

 桜花を愛でる心情には、パッと艶やかでありながら、散り際の潔〔いさぎよ〕さも手伝っている。
 「花の命はみじかくて」、「花に嵐」の喩もあるさ「月に叢雲、花に風」、「咲いた花なら散るのは覚悟…」と、唄いつがれてもきた。

 その年の気温や降雨も、花の命にかかわる。
 開花後に気温が下がれば「花冷え」だ、けれども花は長もち。
 かわりに、花の盛りをすぎて雨になれば、花は早く散る。
 その花の散り際の頃から、花に葉が混じってつく状態を「葉桜」と惜しんで、儚い桜花の命を愛しむ……
 古来ずっと、農事にも深くかかわってきた。

 とまれ
 日本人のふしぎ、ここにきわまる。

 そんな桜の、開花のヒミツが、花後にある。
 サクラ木は、翌くる年の花芽をつくると、休眠ホルモンの作用で眠りにつき。 
 その眠りは、一定の寒さになるとうちやぶられて、開花の準備をはじめ。
 その後、気温が上がり暖かくなりはじめると、ついに開花を迎える……

 この季節のめぐりに、思わぬ狂いが生じて起こる季節外れの花(去秋にもあった)が、「くるい咲き」と呼ばれる。
 (近ごろは、そんな「くるい咲き」とは別にも、温暖化によって年々、花期が早まる傾向にあるそうな…)

 閑話休題
 「桜の開花予想」であった。

 これ、かつては気象庁が発表するものだった…と思うが。
 いまは、民間3事業者も「予想」に参入しており。
 「ウェザーニュース」が1月16日、「ウェザーマップ」が同24日に開花予想を発表(気象庁日本気象協会はお堅く慎重にかまえている)。

 ちなみに、気象庁の「標本木」で予測する「ウェザーマップ」を見ると。
 ことしは3月22日の福岡・高知を筆頭に、東京は3月23日(満開は29日頃)、いちばん遅い北海道釧路で5月14日とのこと。

 ……だが、ちょっと待った。
 人がせっかく、2月1日から桜の開花まで(最高気温のトータル600度超になるまで)を積算して追ってみようと思っているのに、(そりゃないだろう)あんまりじゃないか。

 ……と、息まいてみてもはじまらない、か。
 先どりして見せたいのが人情だし、商売だしな。

 ヨ~シ、いいだろう。
 こっちは予定どおり積算をかさねて、開花「予想屋」さんの精度とやらを、ひとつ検証してやろうじゃないか!