どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

2019年…新春、第95回「箱根駅伝」(往路)

-No.1937-
★2019年01月10日(木曜日)
★11.3.11フクシマから → 2863日
★ オリンピックTOKYOまで →  561日
★旧暦12月05日 → ☆上弦まで4日
(月齢4.4、月出09:27、月没20:29)










◆「往路の東洋」堅実に連覇

 恒例の「箱根駅伝」往路、ゴールの芦ノ湖へ出張観戦の正月2日。
 早朝の東天には、三日月に明けの明星が寄り添うという、その美しさからして瑞兆といっていい、幸先の佳い天体パフォーマンス。
 これが、さて、出場23チームのどこに微笑むことになるのか……

 町田駅から小田急線、特急ロマンスカーに乗りこむ頃には、中継の放送がスタートしており、乗客のほとんどが初詣がてらの箱根駅伝観戦組、いつもの風景。
 小田原に近づく頃には、1区の選手たちが大手町の読売新聞東京本社前をスタート。箱根湯本に着く時分には品川あたりまで来ていた。

 ぼくは、スマホに受信する速報画面でレース経過を追っていました…が、実況生中継にはてんで及ばない。
 従って、これは、あとで総集編映像を観てワカッタことですが。

 1区がスタートして間もなくに、大東文化大の新井康平(4年)くんが転倒、足をひきずるようにしての20km超は過酷にすぎて、1人ではない駅伝競技ゆえの難しさをあらためて思い知らされました。
 けれど、まぁ、なんとか襷がつながってヨカった。
 (大東大も箱根常連校のひとつ、今回、伝統校の苦戦を印象づける場面になりました)

 ほかは、お馴染みの強豪校が上位につけた1区、伝統校の中大が2位に喰いこむ健闘を見せて2区へ。
 中大は「花の2区」でも、堀尾謙介(4年)くんがトップの東洋大山本修二(4年)くんと競り合い、戸塚中継所ちかくまでトップに立つ覇気を見せ。
 順大のエース、塩尻和也(4年)が下位からゴボウ抜きの快走を見せてくれたものの、区間賞は日大のワンブイ(4年)くん。
 (この日の穏やかな天候どおり、波乱の少ない展開でしたね。ぼくたちは箱根登山バス、新道経由でゴール地点の箱根町港に到着)

 「花の2区」より、近ごろは大事な、勝負どころになってきている、戸塚-平塚の3区。
 1区のアクシデントで大きく出遅れた大東大、早くも無念の繰り上げスタート、厳しい展開に。
 青学大3区は、この日エントリー変更で入った森田歩希(4年)くん。さすが主将、安定したピッチ走法の冴え、区間新記録の走りでチームを8位からトップへ。
 2位に下がった東洋大も喰い下がって離れず、今大会注目の東海大が4位に上がってきた。
 (コンディションがいいと、走りにも危な気がなくなります。箱根神社に、これも恒例の初詣。境内にはいつもどおりの焚火が燃えていましたが、ことしは吐く息が白く凍るほどではありませんでした)

 4区、平塚-小田原間にドラマが待っていた。
 やっぱり箱根には、いつもナニか…がある。むずかしい舞台だ。
 2位だった東洋大、キーマンと目されていた相沢晃(3年)くんが「えっ!」と思わせる区間新記録(約1分半も更新)で、トップを奪い返しただけでなく、青学大との差をグンと広げた。
 逆に青学大、初出場の岩見秀哉(2年)くんはマサカの低体温症に見舞われ、区間14位のブレーキで3位に後退した。
 かわって2位に上がったのは、東海大青学大の原監督に「こわい存在」と言わせた実力者、館沢亨次(3年)くんが東洋の相沢くんに次ぐ区間2位の好走を見せてくれた。
 (ぼくたちは、いつもの成川美術館へ。展望レストランに上がりながら、ことしも青学大の勝ちで5連覇か…と思われてきた矢先の再逆転劇。そういえば、ことしは雪化粧の富士山が顔を見せてくれませんでした…)

 4区で、トップ東洋に3分半もの差をつけられても、青学・原監督は(5区でとり返せる)気でいたと思う。
 5区には、新〝山の神〟を目指す竹石尚人(3年)くんがいたからだ。が、狂った歯車は元に戻らず。竹石くんは区間賞どころか、脚に痙攣、区間13位の成績で3位から6位に後退。トップ東洋大との差はキビシイ5分30秒。

 トップの東洋大は、この区間も手堅く走り、(担当区間は変わっても)去年と同じメンバーで往路を制し、記録も去年を上まわる見事な往路新記録だった。
 東海大区間新記録(区間賞は国学大の浦野くん)のガンバりで往路新記録の2位。トップ東洋大との差、1分14秒なら復路逆転もありそう。

 それにしても区間新記録が一挙に3つも…ことしの5区は素晴らしかった。
 区間新で区間賞の国学大、浦野雄平(3年)くんが母校を初の往路3位に押し上げ、新たな歴史をつくった。
 ほか、法大の青木涼真(3年)くんも、昨年みずから打ち立てた区間記録を更新、惜しくも区間新は他にゆずったけれども…迫力ある〝山上り〟が光った。

 惜しかったのは、伝統校の中大。2区途中で一度はトップに立ち、4区まで一桁順位を守りながら5区で力尽き12位に沈んだ……

 (ぼくたちは、いつもどおり、ゴールまであと2km付近の元箱根歩道橋で5区のランナーたちを迎えたのだけれど。観戦をおえて、かみさん、カメラ片手にポツリつぶやいた…ことしの走りはみんな淡々として見えたわネ…と。そうかも知れない、それだけレベルが上がったのかも)

 ……………

 往路の芦ノ湖畔には、この日、ちらちら小雪が舞って選手たちを迎えた。
 今朝、東天に見た天体ショー<三日月に明けの明星>は、どこに微笑む〝瑞兆〟であったか…は、この小雪模様でひとまずあずかり、明日の<復路>にもちこしとなった。
















*上掲フォトは、5区ゴール手前2km付近のランナー。上左から右下への流れ(以下同)で、1位東洋大・田中、2位東海大・西田、3位国学大・浦野 / 4位駒大・伊東、5位法大・青木、6位青学大・竹石(左)と8位拓大・戸部 / 7位順大・山田、9位帝京大・小野寺、10位中央学院大高砂(ここまでがシード圏内)と後ろには11位明大・酒井の姿。
※以下の各校ランナーは、明日(復路)紹介します。