どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

ちょっとヒトコト…フタコト…ミコト ~No.16~  ダイナミックプライシング

-No.1897-
★2018年12月01日(土曜日)
★11.3.11フクシマから → 2823日
★ オリンピックTOKYOまで →  601日






★人気も高く価値も高い商品ほど高値がつく★

 これを「ダイナミックプライシング」と称するんデスってね。
 もっとも、この場合の「価値」は<絶対>ではなくて<相対>。

 つまり、「需給によって変わるモノやサービスの価格決定」ということで、これにはとうぜん「それによって需要の調整(喚起と抑制)をはかる方法」がふくまれる。
 そこにはデータ、それもビッグデータの分析に裏付けられた、<高くてもナットク>の判断がはたらくわけだ。

 コンサート鑑賞とかスポーツ観戦のチケット、かつてはS・A・B…などと大まかな分別・料金で、なかでもイイ席をとるには<早いもの勝ち>であったりしたわけで。
 まぁ、ときにより、また場合によっては、一部に特別な価格の違いがあったりはしたけれど。
 いまのはもっと、ダイナミックでシビア……

 たとえば、ぼくはまだ経験がないけれど、「福岡ヤフオク!ドーム」の場合、<チケットの価格が毎日変わる>という。
 その取り組みが試されはじめたのは2016年のシーズンから。

 福岡ソフトバンクホークスの主催試合の観戦チケットの、一部ではあるけれど、人工知能(AI)活用による価格の最適化にトライした。

 ちなみに16年シーズンでは、列ごとに判定して(異なる)価格を設定。
 その根拠になったのは、以下のビッグデータであったという。
  1.過去にその席がヤフオクドーム5万2000席の中で何番目に買われたかの
    実績
  2.現在の対象チケットの売れ行き
  3.天候やホークスの現在順位、相手のチーム、開始時刻や曜日

 「同クラスの席でも、それぞれに価値は異なるわけで、いい席を評価して購入していただけないかと考えた」という。
 う~む…ヤルのぅ、さすが商売人よのぅ!

 これは、つまり極端な話し、いままで、ひとまとまり同じ価格だった席が、1つ1つ…はっきり言えば、すぐ隣りの席で価格が異なることにもなりうる、わけだ。

 たしかに、価格の固定(硬直化)には無理がともなう、とボクも思う。
 たとえば、日程の迫ったイベントのチケットが売れのこったとしても、従来の価格設定法ではどうにもならない(価格を下げて売るわけにはいかない)のだ。 
 
 ちなみに、これまでプロ野球のチケット価格は、おおまかな席の種類別であり、しかもシーズンが始まる前に決められたか価格は、シーズン全試合に共通していた。

 日本語にすると、「動的価格設定」もしくは「変動料金制」ということになる、この方法。
 いま、航空運賃や宿泊料金、有料道路料金のほか、電力料金などでも導入にむけて社会実験が行われているところだ、そうな。

 たしかに、動機はわかるし、マチガった考え方ではない…と思うのだが。
 そう、なかでも電気料金なんかは なるほど 節電意識につながって良さそうだけれども。

 たとえば庶民が、買ったのは同じ価格帯のチケットにもかかわらず、「なかでもイイ席をとることができた」なんてラッキーなことは、なくなっていくのであろう。すると
 <格差社会>化をさらに押し進めることになりそうな気も……