どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

《11.3.11》被災地東北2018福島・巡礼/ <報告記16>-南相馬市④-野馬追の小高神社

-No.1868-
★2018年11月02日(金曜日)
★11.3.11フクシマから → 2794日
★ オリンピックTOKYOまで →  630日







◆相馬氏小高城の本丸跡

 このたび南相馬市、巡訪のしめくくりは小高神社に詣でた。
 取材に訪れたのは、7月下旬。
 「野馬追」の祭り(今年は7月28~30日)が近づいていた。

 「相馬野馬追」は小高・太田・中村の3神社(相馬三妙見社とも呼ぶ)合同の行事だけれど。
 行事のメインは、相馬氏発祥の小高城があった小高区。
 いまも古式をとどめる唯一の神事「野馬懸〔のまがけ〕」(国の重要無形民俗文化財)が行われるのも小高神社(小高城本丸跡)だし、勇壮名高い「神旗争奪戦」の行われる雲雀ヶ原も小高区にある。

 町なかはすでに、幟の飾りつけもすんでお祭りムードのなか。
 1市(原町市)2町(小高町鹿島町)が合併して南相馬市になる前のこの町は、西の阿武隈高地はずれまで東日本型海洋性気候の穏やかな気候に恵まれ、明治以降は絹織物の産地として知られてきた。

 ぼくが講師をするカルチャー教室「木工」の参加者に、旧小高町、町長さんのお嬢さんだった方がある。
 いちど実家を訪問した折り、近所で道を尋ねたら「あぁ、村長さんのお宅ですね」と…そんな風情がいまものこる里山・里海の世界だった。

 町なかから少し入った丘陵上の小高神社、境内には、「野馬懸」神事の飾り竹囲いが清々しく。
 祭り前のひととき、浮きたってきそうな気息を懸命にこらえ整えている風だった……
 

◆教育現場の復興は…

 原発爆発事故による住民避難の影響をうけ、小高区の4小学校(小高小、福浦小、金房小、鳩原小)は、昨17年度から、小高小学校で4校合同の学習をしている、と聞いていた。

 区役所の学校教育課に所在を尋ねて、小学校と近くにある中学校も訪問。
 教頭先生にお逢いして、「完全燃焼 2020年東京オリンピックの聖火をバイオメタンで燃やそう!プロジェクト」広報キットで趣旨を説明、参加協力をお願いしてきた。
 
 小・中学校ともに、これからの生徒指導のあるべき姿を模索しているように…思われ。
 聞けば、今年度の重点目標は「レッツ!トライ! レッツ!チャレンジ! ~進んで・粘り強く・最後まで~」とのことだった。

 小高小学校の生徒数
  〇1年生  4人   〇2年生  5人   〇3年生 12人
  〇4年生  5人   〇5年生  9人   〇5年生 11人   
  〇特別支援学級 1人(計47人)

 小高中学校の生徒数
  〇1年生 13人   〇2年生 23人   〇3年生 28人
  〇特別支援学級 2人(計66人)