どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

《11.3.11》被災地東北2018福島・巡礼/ <報告記14>-南相馬市②-福島イノベーション・コースト

-No.1864-
★2018年10月29日(月曜日)
★11.3.11フクシマから → 2790日
★ オリンピックTOKYOまで →  634日





◆〝石炭灰〟のリサイクル「コンクリート

 南相馬市の鹿島地区には、すでにお話した(おとつい27日の記事)風力発電太陽光発電
 
 いっぽう同じ市内、お隣り浪江町に近い国道6号沿いの高台には、土木資材製造の「福島エコクリート」がことし春から操業をスタートしている。
 これは、火力発電所から出る石炭灰(1日に約240トン)を購入、路盤材に加工して販売するリサイクル業で、日本国土開発などが出資。

 「生コン工場」と「砕石工場」をあわせたようなプラント構成、という工場敷地には、「石炭灰サイロ」や、石炭灰とセメント、水などを混ぜ合わせる「バッチャープラント」、材料の「ストックヤード」などを見ることができた。

 電力は原発から再生可能エネルギーへとシフトしていくのが自然のながれ…のなかで、過渡期を支えるこれぞ<ベースロード(ただしコストは安くはない)電源>の火力発電からでる〝石炭灰〟の活用は、全国的にもたかい関心事だし、ましてや福島県浜通りには火力発電所も多い。

 「福島エコクリート」の仕事は<路盤材>への加工がミソで、これは復興工事の需要も見込めるから、まぁいわば<地産地消>だし、住民帰還に必須の雇用もある。

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 お隣り浪江町には、不要になった電気自動車(EV)の車載電池を蓄電池に加工する「フォーアールエナジー日産自動車の子会社)」が、やはりこの春から操業を始めており。
 18年中は約2、250台分を加工、20年には1万台突破を目指す。あわせて電池の検査・利用法の開発機能も持つので、国内外からの交流人口拡大にも貢献したい、という。

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 県は「再生可能エネルギー」立県とともに、「福島イノベーション・コースト構想」を復興の柱に掲げ、新しい産業の立地集積を図っていくことになる。
 その主眼が「企業誘致による雇用の創出にある」ことはいうまでもない。