どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

ことしの実りのシーズン、わが家の収穫も無事かたづいて…〝柿の木に林檎〟の事件もあって!?

-No.1847-
★2018年10月12日(金曜日)
★11.3.11フクシマから → 2773日
★ オリンピックTOKYOまで →  651日


*「聴き鳥テスト」というスマホのアプリは、家電大手のパナソニックが開発した難聴検査の専用サイト。同社は補聴器分野にも進出しており、自然のなかにある感覚で聴力の衰えを早期発見…というわけだ。60種の鳥の鳴き声でさまざまなテストができ、位置情報をもとに現在地に棲息する好きな鳥の声で聴力チェックもできる。大学病院の検査で、中程度の難聴と診断されているボクの場合。キジバト、フクロウ、カケスなどの鳴き声(2000Hzくらい)は聞こえる。が…オオルリメジロシジュウカラなど(4000Hzくらい)になると怪しくなってきて。8000Hzクラスの高音になると、もうお手上げダ。……ところで……自身の難聴に気づいていない人がまだまだ多いのを、中程度難聴のボクが感じている。65歳以上の約半数が難聴という報告もあるのだけれど、たいがいの人が「聞こえない」ことに気づいていないか、「聞きとりにくい」のを放ったらかしにしてるんですよネ!*






◆〝隠れ忍者〟が〝お化け〟に変身!?

 田んぼの稲は、まだ刈りのこしたものもあるけれど。
 ぼくん家の「猫びたい畑」では、すでに収穫を終えて「お礼肥」のシーズン。

 ことしも、春の株立ちから、炎暑の渇きに潤いの水遣り、そうしてナマをマルのままの齧〔かぶ〕りつき収穫のヨロコビまでを、満足させてもらった…「後の祭」の報告記デス。

 プロのホンマもんのお百姓さんは、作物を「育てる」とはけして言わず、あくまでも成長に「手をかす」姿勢をつらぬく。
 そこへいくと素人百姓の場合は、作物のたくましい生命力に圧倒される毎日で、収穫を愉しみに待つつもりが、出し抜かれて口惜しい思いをさせられたり。

 お医者が注射や採血のとき、よく「血管が逃げる」と言うけれど。
 作物の実りも、また、いたずらをして「隠れ」たがる。
 だから、プロのお百姓さんは作物が「忍者」にならないように気を配り、紛らわしい葉群があればマメに間引いておく。

 それにくらべると、とかく素人は「手をかけすぎる」かと思えば、うっかり守り役の目がお留守になって「忍者」を見逃す。
 「忍者」は、放っておくと化けて「お化け〇〇」に変身を遂げる。

 ジマンじゃないが、ぼくん家にもちゃ~んとそれがあって。
 「お化けキュウリ」と「お化けゴーヤ」が、ひとつずつ。

 キュウリは
 「ほとんどが水分で、これといった栄養もない」と軽んじられますが。
 カリッと香ばしい捥ぎたてには〝生気溌溂〟、それこそ誰にも知られない秘めたる精気がほとばしる!
 でもね…さすがに、ウナギみたようなお化けキュウリからは、精気が抜けているのです。

 ゴーヤは、「苦味が少ない」と勧められて、ことしは「白ゴーヤ」を植えてみたけれど。
 けっきょくのところ、「ゴーヤは苦味がいのち、苦味あってこそのゴーヤ」で、白ゴーヤのチャンプルーなんぞにはち~っとも味の冴えがなかった。
 
 「お化け白ゴーヤ」は、それこそ天糸瓜〔へちま〕クラスの超弩級に育ち(写真は極くふつうの実の方デス)、いつもなら種を採るところだが、ヤメにしました。
 写真を撮る、それさえもオッカナイようなありさまだったもんで……

 これには、じつは別の事情もありました。
 蔓ものを這わせるために造った日除けの棚が、そろそろ傷んできてもいたのでした。

 棚を造り替えるにしても、こんどは年相応の丈低いものにしなけりゃならないし、ゴーヤにしてもやっぱり、昔ながらの苦さホンマモンのやつがイイ…ですね。
  
 






◆柿の木にリンゴの実がなる!?

 外玄関の石段脇に、半畳ほどの、コンクリート囲いの坪庭のようなものがある。
 以前の柘植が枯れたあとに、ぼくの好きな柿の木を植えた。
 園芸店で購入した苗は「次郎柿」で、「接ぎ木苗」とのことだった。

 この場合の「接ぎ木」は、「矮性〔わいせい〕」といって、木の丈を低くする目的のため。
 つまり、収穫をラクにしようという魂胆デス。 

 「桃栗三年、柿八年」というけれども…。
 それ相応の年を経て、でも、木は痩せっぽち。
 2~3年前から実をつけはじめましたが、柿の実はポトッと、ホントよく落ちます。

 わが家の次郎も、実をつけては…いつの間にか落果して(でもタシカに実は柿でしたが…)、これまで収穫にはいたらなかった。
 もともと家を建てたとき、きゅうに拵えたものだから、土も良くはなかったのでしょう。
 あとから少しづつ入れ替えた程度では…きっとタカが知れてはいたのだろう、けれども。

 ことし、地味な黄白色の花のあとに、ただひとつ、ついた実はシッカリして頼もしく。
 はじめての<収穫の実り>を期待して、見守っていました。

 それが、実が実らしく育っていくにしたがって(?)……(??)……(???)……(写真=上左)。
「ねぇ、リンゴの実がなってるわょ、あれ、ほんとに柿の木なの」
 ズケッとカミさんが言うから、
「柿だ!…ってば、そのうち柿らしくなってくさ」
 ボクも つい むきになったりしたもしたのでっした、が。

 次郎柿なら、平たく四角っぽくなっていくはずの、実はあくまでもリンゴっぽい円錐形になっていき。
 それよりなにより、果皮の艶が<青りんご>そっくり。

 9月に入って、恒例の東北巡礼に旅立つにあたり、ナニかあって落果し腐れるのを怖れて捥ぎ取り、冷蔵庫の野菜室に保存熟成を託して出かけました。

 そうして、2週間後に……
 帰宅して見ても、相変わらず青(緑)いままの〝りんごっ子〟然としているのに 意を決し 皮をむいて食べてみたら、
「りんご…じゃん!?」
 果汁にやや未熟な香りのこしたリンゴちゃん、ぜ~んぜん、まったく柿なんかじゃなかった。

 冷静になって考えてみると。
 <接ぎ木>というのは、なるほど、手っとり早い育種法ではあるけれど、万能でも完璧でもない。
 ふつうは、上の穂木(幹・枝の方)のもつ佳い性質に、下の台木(根っこの方)のもつ別の良い性質をもたせる手段とするのだけれども…それにはとうぜん失敗もあるわけだし。

 柿の<接ぎ木>をするのに、台木にリンゴを使うものだろうか? それは素人にはワカりません。
 あるいはこれが「接ぎ木雑種(キメラ)」というやつなのか、はたまた突然変異によるものなのか、それも素人にはワカラない。

 ……が、じつは……
 来年以降の〝未知との遭遇〟が、愉しみになってもきたのでした(これもホントですよぉ!)。

 ……………

 いっぽう、裏庭の「姫りんご」は、きっちりと小粒の〝りんごっ子〟。
 ことしは艶やかな実りになってくれて、味わいもヨカッたです!