どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

<西日本豪雨>禍 災害列島ニッポンの<無策>を/…もうとても黙って看過できない

-No.1755-
★2018年07月12日(木曜日)
★11.3.11フクシマから → 2681日
★ オリンピックTOKYOまで →  743日





◆緊急「居住地スリム化法」制定が責務だ

 簡潔にいきたい。

 こんどは西日本で また 死者150安否不明者50を超える集中豪雨禍があった。
 地震と集中豪雨の災害は毎年のこと、それに噴火災害・大風災害も加わる。
 「何十年に一度という大規模な災害」が、毎年のように、季節ごとに起こる。

 日本という国は、誰がなんと言おうと「災害列島」にある。
 誰もが、吾が身と家族の現実にならないと「信じがたい」のだ、が。
 誰にも 今日 明日にも迫りうる。

 これまでは、まず個々人の意識改革を目指して、「油断ないように」訴えてきた。
 社会に対しては「徹底して、想定なし」の準備を、うながしてきた。
 周知広報に主眼をおいてきた。

 しかし
 それだけでは、どうにもならない。
 個々人の判断には任せきれない、個々人の判断を超えるケースも多いことに、思い至った。
 避難指示・勧告や、避難所の開設、緊急装備品・飲料水・食品の備蓄だけではなく。
 もっと抜本的な対策・施策が緊要であった。

 「居住地スリム化法」の制定だ。
 いま現在のありようは、かぎりない膨張・伸展の果て、である。
 高度経済成長時代の勢いそのままに居住地を拡大、インフラの整備サービスにつとめてきた。

 要請もあったが、ずいぶん無理もあった。
 <拡大>に<拡充>が追いつかなかった。
 <かたち>ばかりで<内実>が疎かであった。
 それらが崩れ、壊れて、人命を失っている。

 <大きくする>のはやさしい、<小さくする>のはむずかしい。
 <いちど大きくしたものを小さくする>のは、もっとむずかしい。
 でも、やっぱり<無理は無理>。

 <無理>をガマンして<悲鳴>をあげている自治体が、いかに多いことか。
 なに<国>にしたって同じことだ。

 たとえば、崩れやすく土石流の流れも急速になりやすい真砂土の土壌の、急傾斜地は「居住地と認めない」などの、思いきったスリム化だ。
 それら「居住地に危険」な土地は、日本国中いたるところに、いくらでもある。
 それらを廃してスリム化する。
 居住地域がスリムになれば、インフラにも防災にも施策を<拡充>できる。
 
 これは、その実情を熟知・把握しているはずの地方自治体が主体になって行う、が。
 もちろん、国が財政面などで、その背中をつよく押さなければ実現できない。

 ……………

 ぼくは、旅人。
 旅人ゆえに、岡目八目、訪れた地の真実を知ることも、少なくない。
 「危ないところ」も、そのひとつ。
 <人の命>がいちばんだ。

 ぼくと同じ旅人、観光地を巡るだけではあきたらない旅人も、少なくない。
 だから気づいてはいるが、旅人の多くは<ぶん>をこころえ(?)て多くを語らない。

 しかし
 やっぱり「それはない」のではないか。

 ぼくは いま はじめて<拡散>をお願いする。
 ニッポンの旅人たちよ、旅さきの地の人々の安寧ために、〝命の声〟をあげてほしい。