どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

2020東京オリンピック・パラリンピックに/  〝バイオメタンの聖火〟を灯そう!

-No.1729-
★2018年06月16日(土曜日)
★11.3.11フクシマから → 2655日
★ オリンピックTOKYOまで →  769日



*7月20日「土用丑の日」が恨めしい。二ホンウナギ資源枯渇の怖れ深刻化が叫ばれている、いまこのとき、その貴重この上もない二ホンウナギ蒲焼(なかには実はアメリア産の偽装ウナギも混じっていた!)およそ2.7トンが廃棄されていたというグリーンピースジャパンの調査結果が公表された。ビックリした…と呆れるより、ヤッパリ…怒りの炎ムラムラだ。「もったいない」大量の食品廃棄物が問題視されてひさしいのに、こともあろうに高級食材の蒲焼まで…とは! 全国区有名店もふくむスーパーなどの量販店で、売り上げ増をもくろんで店頭に用意した蒲焼が売れ残った結果…目に見えている。養殖ウナギの命運をにぎる「シラス」の流通疑惑の闇も深い。このさい、二ホンウナギ〝蒲焼〟を量販店では扱わせない〝食文化〟規制…いや、それよりなにより<食べ幸人>なら「蒲焼の愉しみは専門店で味わう(お高いデスけど…)」原点に返ろう! きっぱり庶民、決断のときではないか。*










◆ぼくたちの手で「エコ聖火」

 6月2日、梅雨入りを間近にひかえた土曜日に、ぼくが住む町田市のお隣り多摩市へ、ウィークデーなら朝早い通勤時間帯の電車に乗って、小学校の運動会を見に行った。
 子がなく、したがって孫もないボクにとっては、はなはだもって昔なつかしい。

 想えば以前、自治会の役員をしていた頃、地元小学校の運動会に招かれことがあり、そのとき校長先生が「いまの子たちは整列が苦手で…」と慨嘆し、謙遜かと思ったらナント、なるほど、まったくそのとおりだったので二度びっくりした、そのときが最後であり。
 じぶんたちが子どもの頃の、いま思えばガキ荒っぽい、メチャやんちゃな運動会にくらべると、いまのはずいぶんお上品な<体育祭>の感深く、このあいだ長い時の経過に天を仰いだことだった。

 (それにしても、なんでまた、小学校?…)

 東北大学大学院農学研究科・農学部・環境微生物学、多田千佳准教授が進める
「2020東京オリンピック聖火をバイオメタンで燃やそう!」
 プロジェクトを支援、協力するため。
 それには……

 多田さんから事前に、この日、多摩市立愛和小学校で<点灯イベント>の連絡をいただいており。
 「運動会プログラム」冒頭の<開会宣言>につづく<聖火リレー>と<ミニ聖火台への点火>に、(間にあわせる)というより、(遅れてはならない)のであった。

 多田准教授たちが進めるこのプロジェクトを、ぼくが知ったのは東京新聞、17年8月9日(水)の紙上。
 タイトルは「エコと復興 希望の炎に」、サブタイトルには「バイオメタンで聖火を」、「五輪に向けて活動広がる」の文字が躍っていた。

 この活動、具体的には、全国の子どもたちに生ごみを発酵させてメタンガス(バイオメタン)を作ってもらい、ガスを燃やした火で2020年東京五輪の聖火を灯そう、というもの。
 ごみを再利用する循環型社会への理解促進と、生ごみからメタンガスを作るシステムの構築に役立てようと発案された、とのことだった。

 記事によると、バイオメタン作りはすでに12年から各地で始まっており、石巻市にいま仮設置されてある旧国立競技場の聖火台に点火するイベントも行われている。
 いいね!
 
 ぼくも、《11.3.11》被災地東北巡礼の旅でここを訪れており、その折の記事は-NO.0681-2015年8月13日付け、このブログに投稿してある。
 そのときボクは、あの川口の鋳物製、前回1964年オリンピック当時の貫録そのままに佇む聖火台を仰いで、(こんどのオリンピック聖火リレーになんとか、ひと工夫くわえられないものか)と思った。
 その思いにもつながるプロジェクトだった。
 いいね! いいね!!
 
 支援をキメ、協力を申し出て、この日のことにつながった。
 
 愛和小学校のグラウンドでは、開会準備の真っ最中。
 多田准教授のバイオメタン・チームも、ミニ聖火台に点火の準備におわれていた。
 この日つかわれるバイオメタンガスは、前もってこの4月に、愛和小学校で行われた「出前授業」でつくられたもの。ガスに色はないので、聖火の色が見えるようにくふうしたという。

 ほどなく。
 子どもたちの元気な声で、運動会の開会が宣言され、聖火リレーが始まった。
 おとな向けにできていて、子どもたちには大きすぎるトーチ、二人がかりで支え持って、400mのグラウンドを4組でリレー、正面のミニ聖火台に、全校生徒の拍手のなか無事に点火された。
 折から、早くも真夏の到来を思わせる暑いくらいの陽ざしと青空のもと、バイオガスの炎は懸命にオレンジがかった赤に燃えた。
 拍手の手をわすれて、ジッと炎を見つめる1年生の目が輝いていた……

 運動会のプログラムは、子どもたちの競技&パフォーマンスに移り、ふと気がつくとバイオメタン・チームの姿はすでになかった。あとで聞くと、多田さんはその足で富山へ移動、翌日の講演とイベントに臨んだという。
 ご苦労なことだ、けれどもこの場合、忙しいのはケッコウなことだった。

 ……………

 多田准教授によると。
 47都道府県すべてで協力が得られた場合、<1県につき2リットルのペットボトル490本分>のバイオメタンをつくってもらって集めれば、<聖火台に1時間の火を灯す>ことができる、という。
 「このプロジェクトをとおして多くの人がオリンピックに参加でき、資源を再利用する循環型社会の意識も高められることになるのではないか」

 ……………

 このブログでも微力ながら、「バイオメタンでオリンピック聖火を燃やそう!」プロジェクトを支援していきます。
 どうぞ、こころあたりの学校(小・中・高)などへ、ひと声かけてくださいませんか。
 多田准教授のバイオメタン・チームとの交流、「出前授業」が始まります。

 ――本欄に<コメント>いただければ、対応させていただきましょう――