どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

浅草の華「三社祭」…喝采と足拍子で夏迎え/  フォト・エッセイふうに

-No.1715-
★2018年06月02日(土曜日)
★11.3.11フクシマから → 2641日
★ オリンピックTOKYOまで →  783日



*5月になって、いつものとおり沖縄からはじまった<梅雨>前線の北上が、月末にはいよいよ九州・四国にまでやってきた。雨降りはどの程度か予測がつかないようだ、けれど、蒸し暑い梅雨空に悩まされることはまちがいなさそう。その後にひかえる夏本番も猛暑の予感だ。いまから、めげない準備おこたりなく、からだを軽く揺すりあげるように…そう、そう、神輿に肩をあずける要領で暑気を祓っていこうヤ!*














◆ ♪ 夏もち~かづく八十八夜

 ことしは5月2日だった。
 「八十八夜」の声を聞くと、東京はいよいよ夏祭りのシーズンを迎える。
 浅草神社の「三社祭」。

 「三社祭」は例大祭で、「夏祭り」とされているわけではない…のだけれども、たしかに夏を呼ぶ。
 これから各地で行われる「夏祭り」の季節感を盛り上げてくれる。

 ちなみに、「江戸三大祭」といわれるのは「深川祭」「神田祭」「山王祭」。
 「三社祭」は入っていないが、浅草っ子は「こっちは別格」と気にもかけない。

 ぼくの若き日、包丁の師匠は、この三社祭「神輿連」の主だったメンバーの一人。
 「見に来るかい」
 誘われて三社祭の華、本社神輿「宮出し」に立ち合ったら、この人は小さな人だったけれども…並みいる猛者連おしのけ予告どおりに<先棒(担ぎ手の先頭)>をとって魅せた。

 ことし、3年ぶりの三社祭
 本社神輿「宮出し」「宮入り」の日曜日(20日)は都合がつかず、前日19日(土曜日)の町内神輿連合渡御に立ち合った。

 ……………

 雷門のすぐ向かいに、隈研吾さん設計の浅草文化観光センターがあって、「仲見世から浅草寺までズイッと一望」というので、8階の展望テラスに上がって見た。
 ナルホド!
 小顔にすっきり鼻すじのとおった、なかなかのキリョウよし。
 だが、神輿見物には遠くて間がわるすぎる。

 ……………















◆「粋な姉さん」「坊っちゃん」「嬢ちゃん」勢ぞろい

 神社の式典に参列してから、あちこち町内をほっつき歩く。
 この日は周辺町内、何処へいっても、何処かから神輿の囃し声が聞こえてくる。

 四方八方からやってくる町内神輿はいずれも、きちんと浅草寺の本堂前に参礼する。
 浅草神社の祭りは、浅草寺の賑わいに拍車をかけ、誰もそれをふしぎに思わない。

 神輿の<担ぎ方>、<練り方>、<揉み方>には、各地それぞれの流儀がある、が。
 やっぱり江戸の、「三社さま」の神輿ぶりには、他所にはない粋な華やぎがある…とボクには思える。

 近ごろは男衆も、勇み肌タイプより伊達男ぶりが幅を利かすようになった。
 神輿連への女性進出も目覚ましい、もう<お客さん>じゃない<常連さん>の品格が匂う。

 三社祭の場に居るかぎり、高齢化社会なんぞ、どこ吹く風。
 祭り好きの親に連れられ、いっぱし自分も神輿連きぶんの「坊や」「嬢ちゃん」たちが、おとなたちに負けずに妍を競っている。

 …で、じゃ年寄はどうしてるかというと、どっこい、こちらも負けずに若い造りで、足並み揃え、手を打ち鳴らし、気勢をあげている。
 うっかり歩道に身を引いているところを、ご町内に見つかったりすればヒヤかされるか、即、神輿の列に引き込まれてしまうか…といったぐあいだ。

 いやぁ、みなさん、お若い!
 あしたのことは言いっこなし、きょうのところは……