どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

むかし<学校の椅子>を、お人形さんにクリスマス・プレゼント

-No.1554-
★2017年12月23日(土曜日、天皇誕生日
★11.3.11フクシマから → 2480日
★ オリンピックTOKYOまで →  944日

*平成の世の「天皇誕生日」もあと1年…*





◆ことし1年の総決算…

 ぼくが講師をしているカルチャーセンターの「木工教室」も、昨日12月22日(毎月第4金曜日)でこの1年をしめくくりました。
 それぞれの方が、日々それぞれの想いを託して励んできたわけですが。

 印象にのこるコレひとつ…作品を選べばNさんの「椅子」になるでしょう。
 ご覧のとおり、どこにもクギやネジの頭が見られません。

 この椅子は、むかしながらの「木組み(ほぞ継ぎ)」という手法で作られており。
 ところどころにある丸い点のようなものは、木栓(ダボ)埋め込みと呼ばれる仕上げ。

 そうです。
 「ほぞ」というのは<突起>のようなもので、これを受けるのが「ほぞ穴」。
 プロの技になれば「木組み」だけでキッチリ嵌め込まれ、頑丈に仕上がるので、補助金具も要らません。
  …が、素人の「ほぞ」はそこまで精細にできませんから、補助に木ネジで締めており。
 そのネジは、この木栓の下に隠されているわけです。
 (いまの家具などは「ほぞ穴」加工もほとんど機械まかせですが、教室ではノコギリとノミの仕事です)

 見た目にも「たいへんそう」なのは、お分かりいただけるでしょう。
 じっさいに大変な作業で、これまでにチャレンジした方はなく、Nさんが初めて。
 この「椅子」製作に半年以上を費やした、まさに労作。

 この椅子を見て「懐かしい」方も、いらっしゃるでしょう。
 そう、むかしの学校にあった机・椅子の、あの椅子なんです。

 仕上りを見ると、いかにも武骨(すぎたかナ…)。
 Nさんの「お人形さん用に」という希望で、こんなふうにちょっと寸がつまりましけれど。
 もちろん子どもが坐ってもだいじょうぶ、おとなの踏み台にもなる頑丈なつくりになっています。

 ご苦労さまでした、Nさん。