どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

「ごろごろ…どっさり…ざっくりこ」と口ずさむ/ 夢ごこちに沁みだすフシギな記憶の脈絡網

-No.0421-
★2014年11月16日日曜日
★《3.11》フクシマから → 1347日
    (高倉健没から →    6日)
★オリンピック東京まで → 2077日

*テニスのツアー・ファイナルで快進撃の錦織圭、ついに準決勝でジョコビッチにセット・カウント1-2で惜敗。しかし、素晴らしい。西欧の上流階級のスポーツだったテニスは、カー・レースのF1と並んで日本人には長いあいだ苦手の、ちょっと“引け目”の対象だった。それがついに打ち破られたことは大きい。錦織くんには、まだ来季がある*
*ことしの日米野球は、日本が3連勝で、しかも昨日の第3戦では、初めて日本がノーヒット・ノーラン勝ち。政治ばかりでなく、スポーツの世界でも“いい気なアメリカ流”が通じなくなったことを、アメリカ人の多くがまだ気づいていないのが「アメリカらしいといえばいえる」のだけれど……*




◆「たわらは ごろごろ」

 ぼくは、口ずさむ。
「おくらに どっさりこ」
 (なんで、この唄…)と、口ずさみつづけながら、いぶかしむ。
「おこめは、どっさりこぉ」
 (じゃない…よなぁ、おかしいぞ)
 つかえて、唄が前に進まなくなる。
 ぼくは、しばらくモヤモヤ、考える。

 そうして、はじめから、もう一度くりかえす。
 少ぉし慎重になって、手探りしながら、口ずさむ。
「俵はごろごろ」
「お倉にどっさりこ」
 (そぅかぁ、次は“ざっくり”…だったっけぇ)
「お米はざっくりこで」
「ちゅうちゅう ぬずみは にっこりこ」
 (よぉし、いいぞ、その調子)
「お星さまぴっかりこ」
「夜のお空にぴっかりこ」

 (夢…だよなぁ)
 ぼくは、またまた、いぶかしむ。
 (もう、す~っかり忘れたとばかり思っていたのに、出てきちゃったなぁ)
 (野口雨情さん…だったよねぇ、この唄)
 そこまで覚えていることに、じぶんでも呆れて。
 (でも、覚えてるのは一番だけ)だった。

 ぼくは目覚めへと向かうのを知りながら、脳裡に問いかける。
 (ずいずいずっころばし…だって、よかったわけなのにねぇ)
 そうして、ぼくはまた、まどろみに縋りつこうとする。
「俵のねずみが米食ってちゅう ちゅうちゅうちゅう」
 けれども、ざんねん、もうすっかり目はさめてしまっていた。