どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

《3.11》2014晩夏の巡礼-9日目-洞爺湖/湖水の花火は音だけ夢枕に…

-No.0402-
★2014年10月28日(火曜日)
★《3.11》フクシマから → 1328日
★オリンピック東京まで → 2096日








洞爺湖畔へ、キャンプ地へ…

 せたな町を後に。
 きょうも海の色はゴキゲンな日本海沿いをしばらく北上、渡島半島の付け根のあたりから噴火湾めざして東へ。
 支庁でいけば「檜山」から「後志」へ、領域は「道南」から「道央」へ。

 腰痛はさいわい回復にむかいつつあるように思われたので、キャンプを実現したかった。
 昨日のキャンプをキャンセルしていたから、きょうのチャンスをのがすと、もうあとはない。

 チャンスを逃すことに、敏感になってきている自身を感じる。
 (これが歳をとるということか…)
 たとえば、転ぶことの怖さが身に沁みてつよく感じらる。
 これまでのように(しばらく休めばまた元どおりに動ける)自信はなくて、反射神経も運動神経も自覚する以上に衰えているのがワカルから、(わるくすると寝たきりになりはしないか)と恐怖に近い感覚に脅かされる。
 (それでいながら、ヒョイとしたときなんぞにはつい吾を忘れる、というのはどういうことなのか…)

 たかがキャンプにしても、このチャンスを逃すと(もうテントを張る気力もなくなるのでは…)という弱気がうごき、吾ながら、憮然。
 だから、それもあって、まだしっかりキャンプできる自分を確かめておきたかったし、腰の状態に気をつけながらの設営には、時間にゆとりが欲しかった。閉所が苦手のテントもでかい。
 したがって、いつもの“寄り道”もなし。

 黒松内の「道の駅」で、焼きたての「ピッツァ」をテイクアウト。
 道央自動車道の秋空は晴れ模様、さっき問いあわせたキャンプ場の人も「大丈夫だと思いますよ、このぶんなら、えぇばっちり晴れてます」と言ってくれてはいたけれど、ゲリラ豪雨の注意報はまだ継続中だった。

 「グリーンステイ洞爺湖オートキャンプ場」、湖水を間近に見おろす広々とした斜面は、ぼくらのお気に入りのフィールド。
 いつもより、心がけてゆっくりペースでテントを張りおえ(よしイケル)、温かいピッツァを頬張りながら味わうビールのうまさは格別であった。

 広い草地のキャンプサイトに、きょうのテントはぼくたちの一張のみ。
 ほかにバンガローにもう一組、家族連れの姿が見られるだけ。

 散歩をし。
 またビール飲みつつ、夕食をし。
 語らう。
「ぜいたくだよねぇ…」
 気ままに、至福のときがながれる。

 湖上の花火大会の音は、テントの中で夢うつつに聞いた。
 (まだ…やってるんだ…)
 あとで聞いたら、洞爺湖温泉観光協会主催の花火大会は今年で33回目。
 4月末から10月末まで、半年間のロングランなのだった。

 ぼくらも湖畔の宿で観たことがあるが、湖上をモーターボートであちこち移動しながらの打ち上げ花火、時間は短いけれども、いまどきの誘客作戦も楽ではない。

 夜半の一時、つよい雨がテントを叩いたが、騒ぐほどのこともなく…。
「やぁ、お元気よう」
 翌朝は、お陽さまと気もちのいい挨拶ができた。