どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

マラソン42.195キロを1時間台で走る時代が来る/ベルリンマラソンでケニア選手が2分台の世界新

-No.0377-
★2014年10月03日(金曜日)
★《3.11》フクシマから → 1303日
★オリンピック東京まで → 2121日




◆2時間2分57秒の快走・世界新キメット(ケニア)

 9月28日の、ベルリンマラソンが沸いた。
 以前から「記録のでやすい高速コース」と評判のこの大会、03年/2時間4分55秒/テルガト(ケニア)の世界新以来、今回までつづけて6度、世界新記録更新の舞台になっているのもスゴイ。
 しかも、この間の新記録樹立者(優勝者)はすべてアフリカ勢、その身体能力オソルベシ。

 去年のベルリンマラソンで、キプサンゲ(ケニア)が2時間3分23秒の世界新で優勝したとき、ぼくは「2020TOKYOオリンピックまでに1時間台突入か」と、ワクワクの期待感を抱いたのだったが、どうやらそれがいよいよ現実味をおびてきた。

 マラソンで2時間の壁を破るということは…。
 長距離走で一流選手の走力をみるとき、ペース判断のもとにされるのが〈1キロ・3分〉という数字。
 3分以内のペースで走りつづけること自体、たいへんなことなのに、それをさらに大きく上まわるペースで42.195キロを突っ走らなければならない。

 そんな高速化を成し遂げた要因の第一は、体力・筋力アップとトレーニング法の進歩・革新に違いない。
 そして、もうひとつの大きな“記録の素”がご褒美、賞金である。
 キメット選手の場合、優勝賞金プラス世界記録ボーナスで約1660万円を得たといわれる。

 「ワールド・マラソン・メジャーズ」と呼ばれる高額賞金大会(東京・ベルリンもそのひとつ)が始まって、高速化、記録の短縮に拍車がかかていることは確か。
 やっぱり「走る馬の鼻先にニンジン」…かと思うとやや興をそがれる感はあるけれども。

 ともあれ、夢の1時間台は目前にまで近づいた。
「自分がもう一度更新して、2時間を切りたい。可能だと思う」
 キメット選手の、自信にみちた談話である。