どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

災害列島の国と海洋進出で覇権をにぎった連合王国/ニッポンにもイギリスにも撒かれた課題のタネ一粒

-No.0364-
★2014年09月20日(土曜日)
★《3.11》フクシマから → 1290日
★オリンピック東京まで → 2134日





◆広島の土砂崩落災害から今日で1ヶ月

 昨19日には、前の日に収容された行方不明者、最後の一人の身許が判明、死者は合計74名をかぞえた。
 一段落…には違いない、救助にあたった方々には「ありがとう、ご苦労さま」の言葉しかないわけだけれども。

 狭い谷筋めがけて突っ走り抜けた泥流の跡が、その余りの狭隘さで救援・支援の手をも遠ざけた事実は消しようもない。

 同様の災害があるたびに、いまだに、新しい(…といっていいのかどうか)事実や原因に絡んだ報告がある。つまり、研究が、究明がオクレている。
 研究費がたりない、こともあるのだろう。

 苦しいはずの国家財政の、財布の紐をあえて緩めるというのなら、その予算はまず人命を守る防災・減災に優先してまわされなければならない。
 軍備よりもさきに、基々の、人命の“防衛”があるはずじゃないか。

 いっつも政治は「話が逆」だ。
 「自然環境に恵まれている」ということは、「災害ともつきあっていく」ことでしょ。
 上手にお付き合いしていくためには、相応の交際費が要るでしょうに。
 国土と人命の保全に向きあわないで、国民にはどこに安住しろというつもりですかね…。

投票率84.6%に燃えたスコットランドの独立「イエス」か「ノー」か

 他所ごとながら、ひさしぶりに昂奮させてもらった。
 投票率のいかんによらず、1票でも多い方の意向に従う、というキッパリと潔い基本方針も、アッパレみごとであった。

 結果は「困難な船出よりも堅実な現状維持」で、“独立”にはならなかったけれど。
 賛否を問う住民投票の明快さに、他の選挙では味わえない充実感があった。
 人々はみな、国について、民についての、考えをあらためて深くしたことだろう。
 (それだけでも高い価値があったネ)

 この投票の結果によって、スコッチウィスキーや北海油田や、通貨ポンドがどうなるかよりも、スコットランドに基地をおく原子力潜水艦の行方がどうなるか、の方に関心があった。
 スコットランドが独立の際には、その憲法に「非核保有国」宣言が謳われることになっていたからだ。核兵器撤去を迫られたイギリスは、さてどうするか…。

 「民族主義」はとうぜんあったろうけれど、それよりも大きかったのは、じつはいまの資本主義体制と、グローバリゼーションの行く末に対する失望感だったと思う。
 かつての覇権国イギリスに将来の望みは薄く、新興国発展途上国が目指す「先進国並み」にも無理は見え見え、お先は暗い。
 (経済は苦手と思い込んできたボクにも、ようやくそのカラクリというか仕掛けが見えてきた、ヤッパリ金融経済に未来はないのダ)

 世界の賢い経済学者や政治家たちが、一世一代の智慧を絞って、資本主義にかわる次の経済体勢を明示することができなければ、地球人類に未来はない…だろうから。

 これからも各国・各地に同様の動きはつづくことだろう。
 すでに、スペイン(ここもかつて資本主義の覇権国だった)にその動きがあり、さらには、実現性はまだ低いとはいえ、わが国にも「沖縄独立論」がある。
 「北海道独立論」も、まだのこっている。

 いずれにしても“経済”が命運のカギを握っており、そこに望みの一穴が穿たれれば、状況は一挙にかわる。
 
 わがニッポンでも、「イエス」か「ノー」か。
 「民にとって国とはなにか」を考える国民投票のチャンスがほしい。
 それに比べたら、国政選挙議席数争奪など、「小させぇ小させぇ」。